象印 ZOJIRUSHI

まほうびんの「柄GARA展」
ごあいさつ
 「まほうびん記念館」では、企画展「柄GARA展」を開催いたします。

 まほうびんには独特の柄が施されていますが、1950年代には地味な色柄で覆われていました。まほうびん独特の“花柄”が付いたのは1967年。あっという間に花柄ブームが起こり、大変な人気となります。
 その後70年代からはまほうびん全体が色をまとうといったヨーロッパの水差しの影響が現れます。
 1980年代から登場したステンレス製まほうびんは、現在の“マイボトル”ブームとあいまって普及していきます。そちらの商品にはまた、それにふさわしい色柄が施されています。
 時代と色柄の変化とその時代の流行色の傾向をあわせて、まほうびんの柄について特集いたしました。
展示期間
平成22年12月6日(月)〜平成23年3月31日(木)
展示内容
花柄
1967年からはじまった“花柄”商品のオンパレード。花柄は時代の要請でもあったのか、またたく間に広がっていきます。ヒット柄の“花雲”“ワインフラワー”などを展示します。
花柄
ポット全体が色をまとう
ポット全体が色をまとう
1974年の「モアーポットSV型」から1982年 の「押すだけミニポットVGP型」まで。この時代は家電メーカーも冷蔵庫や洗濯機にカラー化が進んだ時代でした。
ステンレスまほうびんの変化
1987年に発売された“ステンレスが色をまとった”H&S(ヒーアンドシー)シリーズから現在人気の“自分好みのマイボトル”「TUFF」シリーズまで。
ステンレスまほうびんの変化
流行色の流れ
流行色の流れ
日本流行色研究所の協力を得て“戦後の流行色の流れ”を現すキーワードを作成しました。時代と、流行色と商品の関連を確認できます。

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