象印 ZOJIRUSHI

すいとう展 -すいとうの歴史-
ごあいさつ
 「まほうびん記念館」では企画展を実施しています。企画展は当社が取り組んできたいろいろな試みを、商品のみに限定せず幅広い観点から、今後ともテーマを変えて実施してまいります。
 今回はテーマとして「すいとう」を採りあげました。「すいとう」にはそれぞれの人にそれぞれの思いがあります。“ガラスまほうびん”や“ステンレスまほうびん”といった素材の違いを超えて、広く皆様に親しまれてきた当社の製品の歴史について、その進化の過程を検証していこうとするものです。
 ご来場の皆様のご感想をいただければ、幸いです。
展示期間:平成21年4月1日(水)〜8月31日(月)
展示内容
昭和20年代からの携帯用まほうびん
「まほうびん記念館」に展示してある最も古いものは、1911年アメリカ・サーモス社製のものです。こちらは携帯用として作られました。

ここに展示したものは、その時代から40年ほど経過した日本。1953(昭和28)年に当社が製造した携帯用まほうびんから、その後10年ほどの時代のものをピックアップしてみました。家族揃って温かい飲み物とともに野外での食事を楽しむ、そんな生活が実現する道具として製造されました。ボディは金属(真鍮やアルミ)製のものが主流でした。
昭和20年代からの携帯用まほうびん
ガラス製のまほうびんとプラボトル(断熱材使用の水筒)
ガラス製のまほうびんとプラボトル
ボディは金属ですが、柄の入った楽しいまほうびんが、続々と作られました。1963(昭和38)年から人気のあった商品たちです。まほうびんですから、抜群の保温力を誇ります。ところが、まほうびんの素材はガラスです。さらに、構造的に真空二重瓶となっていたため、不注意で落とすと派手な音を出して割れてしまいます。

一方、1965(昭和40)年から新発売となったプラボトル。「象印保温水筒」というキャッチフレーズで発売されました。ポリプロピレン製の中容器と胴体の間に硬質ポリウレタンフォームの断熱材を入れることで保温力をつけました。この商品の最大の特長は“割れない”こと。不注意でちょっと落としたくらいでは大丈夫。昭和40年代、当社だけで年間100万本も売れていた商品でした。ただ、まほうびん構造とくらべるとどうしても保温効力は低くなります。
ステンレスまほうびん
1981(昭和56)年にステンレスを素材としたまほうびんが完成します。外へ持ち歩く商品として、それまでのガラスまほうびんの弱点だった“割れる”が解消されました。さらにプラボトルの弱点“保温効力”も問題はありません。商品名「タフボーイ」はそれまでの商品の概念をひっくり返した商品でした。

その後ステンレス製まほうびんは進化していきます。1985(昭和60)年にはタフスリム。円筒形のスタイリッシュな製品でした。1986(昭和61)年には大型のタフロード。1989(平成1)年には“ステンレスが色をまとった”タフボーイNAVI。強い、ハードという男性的なイメージを変え、女性も使用するボトルとして人気を集めました。1999(平成11)年には軽さ、薄さともに究極ともいえる商品、タフスーパースリムが登場しました。
現在人気の、いつでも、どこでも自分のカフェタイムが演出できるタフマグが発売されたのは2003(平成15)年。このようにステンレスまほうびんは、現代のあたらしい“マイボトル・すいとう”として新しいライフスタイルを提案しつづけています。
ステンレスまほうびん
ディズニー柄のすいとう
ディズニー柄のすいとう
ディズニー柄のすいとうが登場したのは、1963(昭和38)年でした。なんと50年近くいろいろな商品を提案しています。今回は初期のものを中心に展示しました。
グッドデザイン賞を受賞したすいとう
スポーティサーモス「アトム」は1983年度のグッドデザイン賞部門別大賞を受賞した商品です。ガラスまほうびんですが、“割れにくい”工夫を施しました。そのためデザイン面でも評価を受けましたが、ヒマラヤ未踏峰の『ヒルムン・ヒマール(7126m)』にアタック、登頂に成功した仙台市役所山岳会が携えていくボトルとしても採用されました。
グッドデザイン賞受賞
いろいろなかたちのすいとう
いろいろなかたちのすいとう
迷彩色のカバーをまとった商品はステンレスサーモス「タフアーミー」1985(昭和60)年発売の商品です。ペアの商品は1964(昭和39)年のものと、1983(昭和58)年のペアーサーモス。その他、大型のものも展示しています。
広がるマイボトルキャンペーン
お気に入りの飲み物が、おいしい温度でそばにある。自分だけのボトルで、そんな素敵な生活を楽しみませんか。

友達と一緒に歩いていて「ちょっとお茶でも」。大切な人と過ごす触れ合いの時間、会話や賑わいのそばにいて、小さなコミュニケーションを育む、ドリンク。そのコミュニケーションの輪をもっと楽しくできたら…。そんな思いから“マイボトルでどこでもカフェ”は生まれました。

このコーナーでは「給茶スポット」のご紹介や、新しいお茶の飲み方を提案する“シャカシャカ抹茶”の作り方など、楽しいマイボトルライフの過ごし方をご紹介しています。

また、3回目となりました『ボトルデザインコンテスト』の審査結果の発表(4月中旬予定)も致します。
広がるマイボトルキャンペーン

“マイボトルでどこでもカフェ” (http://www.zojirushi.co.jp/cafe/index.html)

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