象印 ZOJIRUSHI

第4回 2013年6月21日(金)
静岡県 伊豆市立天城小学校

夢先生は元バレーボール女子日本代表の落合真理さん!

写真

落合 真理(おちあい まり)
東京都出身。小学校3年生からバレーボールを始め、高校バレーの名門・成徳学園高校(現 下北沢成徳高校)時代に全国高校バレーボール選抜優勝大会に出場。1999年には、世界ユース選手権大会にキャプテンとして出場し、優勝に貢献。
高校卒業後の2000年に日立ベルフィーユに入部。翌2001年には同チームの廃部を受け、久光製薬スプリングスに移籍。2005年からはキャプテンとしてチームをけん引し、2007年のシーズン三冠達成(Vリーグ、日韓Vリーグトップマッチ、黒鷲旗全日本選手権大会)など数多くのタイトル獲得に貢献した。また、2006年に選出された全日本でも、ワールドグランプリ、世界選手権、アジア大会に出場するなど長きに渡って日本女子バレーボール界の最前線で活躍。2007年のシーズン終了後にケガにより現役を引退。
現在は、バレーボール教室や解説を通して競技の普及、発展に努める傍ら、タレントとしても活躍している。

開催報告

写真

6月21日(金)、静岡県伊豆市立天城小学校にて、第4回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2013」が開催されました。
夢先生には元バレーボール女子日本代表の落合真理さんを迎え、3,4時間目(5年1組)5,6時間目(5年2組)を使って「夢の教室」の授業が行われました

ゲームの時間(前半35分)

写真

ゲームの時間は、夢先生の落合さんと、アシスタントの平間さんの2人で進めていきます。落合さんは子供たちと一緒になってゲームに参加しました。

まずはウォーミングアップも兼ねて、2人組でボールを使ったゲームを行いました。子供たちは初めてのゲームのようでしたが、すぐにルールを飲み込み楽しく盛り上がります。体も温まってきたところで、次のゲームは「だるまさんが転んだ」です。このゲームのポイントは、落合さんとクラス全員が一つのチームになり、全員で手をつないでスタートし、全員がゴールラインを超えることが条件になります。

ゲームが始まり、ゴールライン近くまでは行けるのですが、その先がなかなか進めません。どうしても誰かが動いてしまい、スタートラインからのやり直しになってしまいます。
そこで、どうすればチーム全員でゴールできるのか子供たちと落合さんで作戦会議を行いました。男の子の作戦、女の子の作戦と、それぞれ違います。その中でクラスで1つの作戦を決定しました。それは「走らない」こと。ゴールまで時間はかかりますが、横一列の和が乱れることなくゴールラインに近づきます。何度か動いてしまいそうなピンチもありましたが、見事全員でゴールラインにたどり着くことができました。

みんなの決め事をつくって、最後までやり切る。簡単なようで難しいことでしたが、クラスでまとまることができ、協力することの大切さを感じ取ることができたゲームの時間でした。

写真写真写真写真

トークの時間(後半55分)

体育館から教室に移動後、トークの時間では、主に、夢先生がこれまでの体験を話したり、子どもたちと一緒に夢について語り合ったりしました。

夢へ突き進めた少女時代

父、母、姉の4人家族で育った落合さん。バレーボール一家だったこともあり、小学校3年生から落合さんもバレーを始めます。
4年生になり、日本代表選手の指導があるバレーボール教室に参加したことがきっかけで、将来は自分も日本代表の選手になるという夢を設定しました。
中学校は、地元の学校にバレー部がなかったこともあり、バレーの強豪校への進学を自分で決定しました。高校も同様にバレー強豪校へ進学し、1年間で休日が2日という厳しい練習にも耐えて頑張りました。その結果、全国で3位という結果と、17歳以下の世界選手権で、キャプテンという立場で優勝という大きな結果も残すことができました。日本代表という夢は、すぐそこにあって掴めると感じれた時でした。

最初の壁

写真

高校卒業後、社会人のチームに入団しました。そこで1つ目の壁に直面しました。所属チームが、時代背景もあり廃部になってしまったのです。夢を叶えるという以前の話で、バレーボール自体ができる場所が無いという状況になってしまいました。その後、所属チームがなんとかみつかり、心機一転というところで大きな怪我をしてしまいました。練習に参加できず、体育館の隅で座って練習を見る。そうした日々が続く中で、初めてバレーをやめたいとも思いました。

そうした中で支えになったのは家族とチームメイトでした。当時、落合さんは実家の東京から遠く離れた神戸に住んでいました。怪我のことで思い悩み、実家の母親に「辞めたい」と電話したところ、次の日の朝に神戸の家の玄関のチャイムが鳴りました。そこには東京から来た母親の姿があり、両手には落合さんの好きなものがぎっしり詰まった袋がありました。「もう一度だけ頑張ってみよう」と涙を浮かべた母親から言われたとき、「自分だけが辛いと思っていたけれど、家族も辛さを共有してくれているんだ」と実感することで、怪我にも前向きに取り組めるようになりました。大きな怪我だったので、復帰に長い時間がかかりましたが、チームメイトの「真理まってるよ!頑張ろうね!」という日々の励ましが、リハビリに励む自分の大きな支えになりました。

さらなる壁の先でみつけたもの

ようやく怪我もなおったころ、さらなる壁が落合さんに立ちはだかります。
練習中に腹痛を感じ、病院に行ったところ、そのまま当日に手術。ベッドに寝たままで、食べることも歩くこともできない日々が続きました。笑うことも忘れてしまった日を過ごす中で、ようやく食事をとる許可が病院から出ました。そのときに食べた「おかゆ」の味と嬉しさは忘れられないものでした。
そこから、身の回りの1つ1つのことができるようになっていく中で、「当たり前のありがたさ」や「小さな幸せ」を感じることができたそうです。
その後病気もよくなり、チームにも復帰することができました。怪我、病気を乗り越えたことが評価され、キャプテンに任命されました。結果、見事日本一になることができ、夢だった日本代表選手にも選ばれました。

写真写真写真

落合さんから子供たちへ

一番好きな言葉は「ありがとう」です。人は誰でも夢に向けて、上手くいくときもあれば、上手くいかないときもあります。ただ、どんなときでも「ありがとう」という感謝の気持ちを常に持つことは、自分の夢実現への近道へ導いてくれるものになるからです。
また、夢をかなえるには3つのC「Challenge」「Change」「Chance」がポイントです。
なんども挑戦(Challenge)することで、自分や相手、環境などを変え(Change)成功(Chance)する。繰り返すことが夢実現へつながるものに必ずなるからです。

最後に

トークの時間の後半は、子供たちひとりひとりが夢シートに、自分の夢と、その夢に向けての取り組みを記入後発表しました。
最後はクラス全員と落合さんとの記念撮影。
90分の夢の時間を存分に楽しむことができました。

写真写真

開催校について

学校の写真

所在地
静岡県伊豆市青羽根47
創立
2013年
生徒数
256名(平成25年4月9日現在)
特徴
2013年、伊豆市天城地区の市立3小学校を統合し開設された天城小学校。
「ともにかがやく天城の子」を教育目標に掲げ、「人の話をよく聞いて、考えや思いを伝える子」・「自分を大切にし、他につくす、優しい子」・「目標をもち、挑戦するたくましい子」を育成していくことを目指しています。
また、「子どもの夢を大切にする学校」・「子どものよさと違いを認める学校」・「地域に開かれた信頼される学校」という目指すべき学校像に向かい、様々なことに取り組んでいます。

開催校一覧に戻る ユメセンサーキットトップに戻る