象印 ZOJIRUSHI

第3回
島根県 出雲市立荒木小学校

夢先生は元シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛さん!

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青木 愛(あおき あい)
京都府出身。小学2年時に、地元の京都踏水会水泳学園でシンクロナイズドスイミングを始めました。小学4年時にジュニアオリンピックで優勝。中学2年時に大阪の名門・井村シンクロクラブに移籍し、2005年の世界水泳で日本代表に選出されました。2006年のワールドカップでは、日本のチームの銀メダル獲得に貢献。翌2007年の世界選手権でもメダルを獲得し、2008年には北京オリンピックに出場しました。
同年に現役を引退後は、シンクロナイズドスイミングの普及活動および京都踏水会で指導を行う傍ら、173cmの身長を生かしてタレントやレポーター、コメンテーターなど幅広く活動しています。

第3回「夢の教室」活動レポート

6月11日(水)、島根県出雲市立荒木小学校にて、
第3回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2014」が開催されました。
夢先生は、青木愛さんが務め、3・4時間目(5年1組)と
5・6時間目(5年2組)に「夢の教室」を行いました。

写真クラスみんなで話し合い、協力することで目標を達成。

今回の「夢の教室」は初めて山陰地方の小学校で開催されました。
前半35分はゲームの時間。アシスタントの島田さんの進行で3種類のゲームに挑戦しました。
島田さんの出す目標を達成することでゲームはクリアできます。
クリアするコツはクラス全員で協力しながらゲームを進めること。
最初はなかなかうまくいかなかった子どもたちですが、作戦タイムで青木さんとクラス全員で作戦を練った結果、3種類のゲーム全てで目標を達成し、ゲームをクリアすることができました。

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日本代表になってオリンピックに出場するという強い気持ち。

「夢の教室」後半55分はトークの時間。青木さんのこれまでの体験を話したり、子どもたちと一緒に夢について語り合いました。
京都で生まれ育った青木さん。生後10か月からスイミングスクールに通いだし、シンクロを始めたのは小学校2年生でした。小学校4年時にはジュニアオリンピックで優勝することができました。
そんなときに大きな問題が青木さんにふりかかります。それはクラブでの「いじめ」でした。水着など自分の持ち物が隠されることが続き、青木さんは練習時には隠されてもいいように3着の水着を持って行っていたそうです。負けず嫌いの青木さんはそのときに「もっと練習してうまくなって見返してやろう」と思い、より一層練習に打ち込みました。その結果、周囲からも認められるようになり、いじめもなくなっていったそうです。
青木さんに転機が訪れたのは中学2年生のとき。日本で最も強く練習も厳しいといわれる大阪のクラブからの誘いがあり移籍しました。クラブに行くまでには往復3時間かかります。毎日の練習でへとへとになりながらも通い続けたのは「日本代表になってオリンピックに出る」という目標を自分の中で明確に立てたからです。
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写真壁を乗り越えなければ夢はかなえることができない。

高校1年時にはジュニアの日本代表にも選ばれ、目標の日本代表でのオリンピック出場に確実に近づいている状況でした。
日常生活の全てをシンクロに捧げていた青木さんでしたが、ふと周りを見ると、高校のクラスメイトは学校が終わると友達と自由に楽しい時間を過ごしていました。“シンクロも好きだけど、自分も友達と同じような生活をして楽しんでみたい”という思いが強くなり、あるとき練習を無断欠席し、自分が今までしたいと思っていた自由な時間を過ごしました。しかし、過ごした自由な時間で自分が思ったことは「自分はやっぱりシンクロがしたい」という強い気持ちでした。クラブのコーチの支えもあり、気持ちを入れ替え練習に励み大学2年時に、初めて世界水泳の日本代表に選ばれることができました。
しかし、世界水泳の本番に向け練習を重ねる中で青木さんに大きな壁が立ちはだかります。それは生まれて初めての大きな怪我でした。肩があがらなくなってしまったのです。代表を外される恐怖もあり、怪我のことは誰にも伝えず痛みの中で練習を続けました。そうすると痛みも日に日にひどくなり、ついにはまったく肩があがらず練習どころではないレベルにまでひどくなってしまいました。
そうしたときも支えてくれたのはコーチでした。「あなたの目標はオリンピックなのに、ここで無理をしてその可能性を潰してもよいのか」誰にも言えず悩んでいた青木さんに、これ以上助けとなるものはありませんでした。
結局代表は辞退しましたが、怪我の完治を優先し、完治後は「オリンピックに絶対出場する」という強い気持ちのもとに、厳しい練習を自分に課し続けることで、見事北京オリンピックの代表に選ばれることができました。

どんな壁にも、あきらめない強い気持ちをもって挑んでほしい。
それが、夢をかなえるための条件だから。

オリンピックに出場することで夢をかなえることができた青木さんですが、今は次の目標に向かって突き進んでいます。それは、自分が指導者となりオリンピック選手を育てるという目標です。自分の今までの経験をもとに、クラブで子どもたちと向き合って指導する毎日を過ごしているそうです。

授業の最後には青木さんから、夢をかなえるためには途中に嫌なことやいろんな壁が立ちはだかることもあるけれど、あきらめない強い気持ちを持ってその壁に挑んでほしい。あきらめないことが夢をかなえるための条件になるから。と強いメッセージが送られました。

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「夢の教室」を終えて。〜担任の先生と子どもたちの感想〜

「夢の教室」で印象に残ったことは何ですか?
青木先生の話を聞いて、これから夢を叶えるためにやってみようと思ったことはありますか?

石飛くん【将来の夢:メジャーリーガー】

黒木さん(左)佐藤先生(中)石飛くん(右)

ゲームの時間ではみんなで協力することを含めチームプレイが大切だと思いました。
教室の授業でも、努力することで夢はかなうんだと思いました。

自主練習や普段の練習で、友だちと協力しあうことでもっとうまくなりたい。
そして、その成果を試合で生かしていきたいです。

黒木さん【将来の夢:看護士】

教室の授業では、青木先生のそのときの気持ちを折れ線グラフで黒板に書いてもらい、とてもわかりやすかったです。ゲームの時間もみんなと協力して楽しくできました。

夢をかなえるためには途中でいろんなことがあるけれども、あきらめずにその壁をのりこえていきたいと思いました。

佐藤先生の感想
子どもたちの目がキラキラしていたのがとても印象に残りました。子どもはパワーがあるので、青木さんのようなプロフェッショナルな人と接することで、さらに大きなパワーを発揮することができるんだと感じました。
またゲームの時間では楽しくやる中での協力の大切さということも体験できたと思います。感謝することや協力することの大切さを通して、心が伴うことで成長できるということを少しでも感じてもらえれば嬉しいです。
今日は大変貴重な体験を子どもたちにさせていただきありがとうございました。

和田くん【将来の夢:サッカー選手】

和田くん(左)金築先生(中)秦さん(右)

ゲームの時間も教室での授業も全力でやりきれたことが印象に残っています。

自主練習や全体の練習でもコーチや周りの人の話をよく聞くことを大切にしようと思いました。そうすることが試合の結果につながると思うし、全力を出すことができると思うからです。

秦さん【将来の夢:水泳の指導者】

青木先生の話を聞いて、自分が目指すやりたいことを一生懸命努力すれば夢はかなうんだ。と強く思いました。

私は将来、水泳の指導者になりたいと思っています。1人1人への教え方も違ってくるので、青木先生の話を参考にして、どんな指導方法が正しいのか考えていこうと思いました。

金築先生の感想
授業を通し、本物に勝るものはないんだと強く感じました。学校教材だけでは伝わらないことを伝えていただき大変感謝しています。
嬉しかったことは、ゲームの中でクラスがまとまった力を感じることができたことです。子どもたちの表情もいきいきとしていて、そばで子どもたちを見ながら、クラスとしてステップアップしたことも感じることができました。
今後も今日のクラスの雰囲気を大切にして日々の授業に臨んでくれればと思いました。
大変貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。

開催校について

学校の写真

学校名
出雲市立荒木小学校
http://www.izumo.ed.jp/araki-sho/
所在地
島根県出雲市大社町北荒木413番地
創立
1873年
児童数
400名(平成26年現在)
特徴
『知徳体の調和のとれた豊かな人間性と、たくましく生きる実践力をもった子どもの育成』を学校教育目標に掲げています。「よく考え、進んで解決に取り組む子」・「生命を大切にし、思いやりのある言動ができる子」・「明るく健康で、たくましい子」・「ふるさとを愛する子」を育てることを長期的な目標としながら、家庭や地域とのパートナーシップを軸にした「開かれた学校づくり」に取り組んでいます。昨年度から、健康教育の研究指定校となり、仲間と楽しく運動に取り組む子どもたちの姿が数多く見られる学校です。

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