象印 ZOJIRUSHI

第5回
栃木県 宇都宮市立雀宮南小学校

夢先生は元水泳選手(北京オリンピック代表)の伊藤華英さん!

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伊藤 華英(いとう はなえ)
埼玉県出身。幼少期にセントラルスポーツのスイミングスクールで水泳を始めました。
東京成徳大学高校時代に高校総体、国体で優勝。日本大学進学後は、2003年の日本選手権水泳競技大会で100m背泳ぎ、2005年大会では200m背泳ぎ、2006年大会では両種目を制し、2006年のパンパシフィック水泳選手権では100m背泳ぎで優勝を飾りました。
大学卒業後は、水泳選手として活動する傍ら、セントラルスポーツ研究所社員として活動。2008年の日本選手権水泳競技大会100m背泳ぎで日本記録を更新、同年に開催された北京オリンピック100m背泳ぎで8位入賞を果たしました。北京オリンピック後は種目を自由形に変更。2012年には、2大会連続となるロンドンオリンピック出場を果たしました。その後、同年に開催された国体を最後に、現役を引退しました。

第4回「夢の教室」活動レポート

7月4日(金)、栃木県宇都宮市立雀宮南小学校にて、
第5回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2014」が開催されました。
夢先生は、伊藤華英さんが務め、3・4時間目(5年1組)と
5・6時間目(5年2組)に「夢の教室」を行いました。

写真 40名近い人数にもかかわらず、しっかり協力して
ゲームを進めることができました。

「夢の教室」前半35分はゲームの時間。まずは、夢先生の伊藤さんとアシスタントの高田さんの自己紹介。クラスのみんなから呼び名を募集したところ、伊藤さんは「華英先生」、高田さんは下の名前が保則ということで「やっちゃん」に決まり、和やかなムードで授業が始まりました。
ウォーミングアップのあと、クラス全員で課題をクリアするゲームに挑戦。40名近いクラスのみんなで協力し合いながらゲームを進めて行きますが、人数が多いこともあってかなかなかスムーズに進みません。しかし、伊藤さんを中心とした作戦タイムを経て、5年1組はクリアまであと一歩のところまで進むことができ、5年2組はクリアすることができました。
伊藤さんと高田さんからは、「40名近い人数のクラスで、こんなにも協力できるクラスは滅多にありません。」とお褒めの言葉をいただきました。

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いくつかの選択肢がある時は、自分で考えて決断することが大事。

「夢の教室」後半55分はトークの時間。伊藤さんがこれまでの体験を話したり、子どもたちと一緒に夢について語り合ったりしました。
伊藤さんは幼い頃、喘息を患っていたため、克服してほしいと考えていたお母さんに連れられて0歳の頃からベビースイミングに通い始めます。3歳の頃から一人で泳ぎ始め、6歳の頃から選手育成コースでの練習に参加しました。選手育成コースの練習は厳しく、ズル休みをしたくて泣いたこともあったそうです。それでも、全国大会を目指して日々の練習に取り組み、9歳でジュニアオリンピックに出場するまでの選手になりました。
しかし、当時伊藤さんは毎日塾に通っており、その塾に専念するために10歳の頃に水泳を辞めるという決断を下します。「自分で考えて決断したので後悔はしていない。誰かに指図されて決断するのではなく、自分で考えて決断することが大事です。」と自身のエピソードを交えながら話してくれました。
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写真主体的に取り組めば、結果はどうあれ学ぶことがたくさんある。

中学に入学した伊藤さんは、9歳の頃にジュニアオリンピックに一緒に参加した友人の誘いがきっかけで水泳を再開することになります。誘ってくれた友人のおかげで水泳を再開できたこともあり、人の縁というものは、かけがえのないものだと感じたと話してくれました。
その後チームメイトにも恵まれ、全国大会で優勝を果たします。この成功体験が、当時の伊藤さんにとって水泳の練習を頑張る糧になったそうです。それまで、獣医になることが夢で日々の勉強を頑張っていた伊藤さんですが、その後の日本選手権での活躍(100m背泳ぎで6位入賞)もあり、「一緒にオリンピックを目指そう」とスカウトを受けます。
高校入学時には親元を離れ、入寮をして水泳に専念するようになりました。入学後、厳しい練習にも耐え成長した伊藤さんは、16歳の時の日本選手権で2位、世界選手権で7位になり注目を集め、周囲からはオリンピック出場を期待されるようになりました。しかし、オリンピックの選考を兼ねた日本選手権では3位に終わり、オリンピック出場を逃してしまいました。
周囲の期待に応えることに気を取られ、心からオリンピックに出場したいと思って練習に取り組めていなかったような気がすると当時を振り返ってくれた伊藤さん。「物事には、主体的に取り組むことが大切で、一生懸命に取り組めば仮に結果が伴わなかった時でも、学ぶことがたくさんある」と教えてくださいました。

みんなが持っている夢や目標には、大きさや重さはない。

アテネオリンピックに出場できなかった悔しさから、日々の練習に120%の力で取り組むことと、練習を絶対休まないことを心に決め、練習を続けた伊藤さんは念願のオリンピック出場を果たします。一生懸命頑張ると、本当にかけがえのない仲間に出会うことができ、そこで得た仲間はかけがえのない存在になると話してくれました。
トークの時間の最後には、「みんなが持っている夢や目標には、大きさや重さはない。夢や目標に向かって一生懸命頑張ることで、周りの人々が支えてくれるし、その支えてくれた人には感謝の気持ちを忘れないでください。」と子どもたちへメッセージ。
授業後には記念撮影をし、子どもたちひとりひとりが伊藤先生とのハイタッチをして締めくくりました。

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「夢の教室」を終えて。〜担任の先生と子どもたちの感想〜

「夢の教室」で印象に残ったことは何ですか?
伊藤先生の話を聞いて、これから夢を叶えるためにやってみようと思ったことはありますか?

大島くん(左)杉山先生(中)河原さん(右)大島くん【将来の夢:プロバスケットボール選手】

みんなで協力することがとても大切だということが実感できました。

練習を休まず、また普段の練習を限界まで頑張りたいです。

河原さん【将来の夢:薬剤師】

普段の授業と違う形式の授業で楽しかったです。
両親や先生など、周りの人々に感謝する気持ちが大切だと思いました。

薬剤師になるために、勉強をもっと頑張りたいです。感謝する気持ちの大切さも教えてもらったので、周りの人々を大切にできるような人間になりたいです。

杉山先生の感想
ゲームの時間に関しては、子どもたちが協力して少しずつ前に進んでいく姿に感動しました。最後は惜しくもクリアできませんでしたが、そこも含めて有意義な授業だったと思います。
トークの時間では失敗や挫折からどう這い上がるかという話がとても印象に残りました。 子どもたちに夢をもってもらいたいという気持ちがよりいっそう強くなりました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

吉澤さん(左)加藤先生(中)川崎くん(右)川崎くん【将来の夢:プロ野球選手】

体育館でのゲームでは、みんなで協力して最後にクリアできたのでとても楽しかったです。

チームのみんなで協力して、これからの練習に取り組みたいと思いました。

吉澤さん【将来の夢:書道のパフォーマー】

ゲームの中にいろいろなひっかけがあったけれど、みんなで意見を出し合ってクリアできたので楽しかったです。

今通っている書道を大人になっても続けて、書道パフォーマーという夢を絶対にかなえたいです。

加藤先生の感想
アシスタントの方がうまく進めていただき、ゲームの時間の最初はできなかったことが達成できたので、子どもたちにとってはとてもいい経験になったと思います。挫折や苦労を乗り越えた話と「人は騙せても、自分は騙せない」という言葉がとても印象に残りました。
子どもたちがこれから成長していく過程で、今日の経験はかけがえのないものになると思いました。

開催校について

学校の写真

学校名
宇都宮市立雀宮南小学校
http://www.ueis.ed.jp/school/suzume-s/
所在地
栃木県宇都宮市南町3-3
創立
1952年
児童数
456名
特徴
「人間尊重の教育」を基盤として、地域の特性や児童の実態を踏まえ、知・徳・体の調和のとれた発達を目指し、自主・自立の精神を養い、心豊かでたくましい南の子の育成に努めることを学校教育目標に掲げています。また、具体的な児童像として、「南の子 なかよく かしこく たくましく」を合言葉に、仲良く助け合い決まりを守る子、進んで学び、よく考え、創意工夫をする子、明るく元気にやり遂げる子の育成に取り組んでいます。

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