「絶対成功させる!」という強い気持ちを持って。

ゲームの時間

「夢の教室」前半35分はゲームの時間。はじめに、東さんの自己紹介を兼ねてハンドボールのデモンストレーションがありました。その後、東さんの投げるボールを子どもたちが体感。東さんから「プロのスピードを体感できるのはチャンス!何事も恐れずに経験してほしい」とお話があり、子どもたちもいっそう積極的に。
しかしチーム戦のゲームでは、悪戦苦闘。東さんを交えた作戦タイムでは「絶対成功させると思って考えよう!」といろいろな意見を出し合い一致団結。強い気持ちを持ってゲームに取り組みました。
結果的にゲームはクリアできませんでしたが、東さんから「悔しいよね?でも、楽しかったでしょ?それは絶対成功させようと思ったから。適当にやってたら、そうはならないから。何事も全力でチャレンジしよう!」と熱いメッセージがありました。

  • ゲームの時間
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みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました!
ゲームの時間のあと、
みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました!
みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました! みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました! みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました! みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました!

運動は苦手で大嫌い。仕方なく入ったハンドボール部。

「夢の教室」後半55分はトークの時間。東さんのこれまでの体験談を聞いたり、みんなの夢について一緒になって考えました。
ハンドボール選手として活躍した東さんですが、実は小さい頃、足は遅いし、泳げないし、すごく運動音痴だった。というエピソードから話が始まり、子どもたちは東さんのお話に興味津々。どんどん東さんのトークに引き込まれていきました。運動が大嫌いだった東さんですが、中学では部活を必ずやらないといけない決まりがあり、しぶしぶハンドボールに入部します。当時のハンドボール部は、人気もなく、誰も入ってこないような部で練習も週1回だったことも、入部の決め手でした。しかし、初めて出場した大会では2位の成績を収め、運動することで人から褒められたことのなかった東さんは、徐々に部活が楽しくなっていきました。中学入学時にはすでに身長が170㎝を超え、体格にも恵まれていた東さんはその後、めきめきとその頭角を現しはじめます。週1だった練習も倍にし、次の大会に臨みました。練習を倍にしたし、優勝できると思っていた東さん。しかし、結果は3位に。ほかの学校の選手は週5のハードなトレーニングを重ね大会に臨んでいたのです。悔しい思いをした東さん。ですが、今の3倍練習しよう!とはならなかったようで、ハンドボールの実力が伸びることもなかったそうです。ただし、身長だけはどんどん伸びて、ついには183㎝に。県内のハンドボール選手でも1、2の高さで、強豪校からスカウトを受けました。

トークの時間

努力する習慣はみんなが持っているもの。

ハンドボール強豪校に入学した東さんですが、県内外の優秀選手が集まっていたため、練習についていけず、なかなかコート内の練習にも参加させてもらえませんでした。それでも東さんは、「自分は日本一の選手になる!」と宣言します。しかし、基礎練習ばかりで試合にも出れない日々が続いたある日、「お前は口だけだな」とチームメイトに言われました。人からダメだと言われるのが大嫌いな東さんはこの言葉で火がつき、チームメイトを見返すために何をすればいいか考えました。口だけと言われないためには、練習しかないと日々の練習の中にも新たなチャレンジを取り入れていきました。ちょっとずつできることが増えてくると、どんどんハンドボールが楽しくなり、練習にも一層、身が入りました。この頃の経験を東さんは、「頑張るクセが身についた。」と話してくれました。そして、「ダメと言われない方法はもうひとつあるよ。」とも話してくれました。それは、やめること。逃げること。「人は自分のことが大好きだから、ついつい言い訳をしがち。やっても意味がない。と言ってしまえば楽になれる。でも、やめたり逃げたりすることもクセになるから。」「なりたいものや、やりたいことを叶えた人も、初めからすごかったわけじゃない。はじまりはみんな一緒。やるか、やらないか。できなかったことができるようになって、楽しくなって、好きになる。努力する習慣なんて、ほんとはみんなが持ってるものだから。」と子どもたちに熱く語ってくれました。

  • トークの時間
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無駄な努力なんてない。未来は今の積み重ね。

努力を続けた東さんは、高校で日本代表に選ばれました。このとき、大人になったら日の丸をつけて世界と戦うという夢を持ちます。その後、大学に進学しハンドボールを続けましたが、チームは弱く勝てない日々が続き、東さんはチームメイトや監督へ「もっと練習してください!もっとハンドボールを勉強してください!」と不満を言うようになりました。東さんとしては、チームをよくするための言葉でしたが、その思いやりのない言葉に、チームメイトはどんどん離れていきました。一人になって初めて気づいた東さんは、チームへの思いやりや感謝を大切にするようになり精神的にも大きく成長します。大学卒業後は日本リーグのチームからスカウトを受け、入団後も活躍しついには日本代表に選ばれました。代表ではキャプテンを任されることもありましたが、ワールドカップの最終選考で落選し、世界大会で日の丸をつけて戦うという夢は叶えられませんでした。授業の最後には東さんから、「夢は叶わなかったけど、後悔はない。努力は無駄じゃないし、全部自分の中に残っている。あの時あーしておけばよかった、ではなく、あの時、あーしてたから今がある。と胸を張れるように、これから頑張ってほしい。自分のこれからの夢は、ハンドボールをもっとメジャーにすること。みんなも、夢に向かって、今できる努力を続けてほしい」と子どもたちへメッセージが送られました。

  • 集合写真