応募料理にまつわるエピソード

金剛葛城山脈のふもとにある主人の里に戻って21年になります。5年前に主人が退職して自給自足の田舎暮らしを主人とふたり楽しんでいます。
手作りする喜びも覚え、おみそ、梅干し、季節の果物のジャム作り。切り干し大根も大根1本を八ツ割りにして干し、市販にない大きさに娘も気に入っています。
夏に干すずいきも冬になると重宝します。切り干し大根、干しずいき、金時にんじん、里いも、干ししいたけを鶏肉と一緒にゆっくりと煮込んだしみじみ煮は主人、子供、孫達も大好きです。
みんなが揃う時は、七輪を出してきて大鍋で煮込みます。21才になる孫が小学生の時にしみじみした味やなあと言ったのが面白くてしみじみ煮は田舎のばあばの味になりました。