親元を離れて暮らすあなたへ
親元を離れて暮らす中で、ふと「お母さん、元気にしてるかな?」と親の顔を思い浮かべることはありませんか。忙しさの中で、その思いがつい後回しになることもあるでしょう。
そんな心の片隅のささやかな心配が、ある日突然、大きな不安に変わることがあります。遠く離れていると様子が見えず、連絡が取れないだけで「何かあったのでは?」と落ち着かなくなる。ようやく連絡がついても、安堵のすぐあとに「どうしてすぐ言ってくれなかったの!」というもどかしさが顔を出す、そんなこと、ありますよね。
そんな親を想うがゆえの不安を、日々の暮らしの中で自然に和らげることができたらどうでしょう。今回は、離れて暮らす親子の新しいコミュニケーションの形として注目されている「みまもりほっとライン」を、ある親子のストーリーとともに紹介します。
ポットがつないだ、ある日の安心
実家を離れ、夫と子供と暮らしている優子さん。一人暮らしのお母さんを心配してなるべく電話を掛けるようにしています。
ある日の昼12:20。おいしそうな社食の湯気が冷めていくのに、箸だけが動きません。
その日の朝、優子さんがお母さんにかけた電話は何度も留守番電話につながりました。最初は「そのうち折り返しがあるだろう」と思っていたのに、着信はないまま。10時を過ぎても静かな画面に、胸のざわめきだけが大きくなります。仕事中だというのに、何度もスマホを握りなおしては、通知のない受信箱を見つめていました。
お母さん、もしかして何かあったんだろうか?
「こういう時、人は最悪のことを想像してしまうものだから」と、自分をなだめるように首を振っても、胸のざわめきは消えません。その時でした。
ブルッ。
スマホが震え、「ポットが使われました」の表示。
その文字を見た瞬間、優子さんは椅子を離れ、食堂を出るなりすぐに電話をかけました。
「もしもし、お母さん!朝から何度も電話したのに。心配したんだから!」
焦りと苛立ちが混じった声に、お母さんは少し照れたように答えました。
「…あら、電話くれてたの? 実はね、ちょっと風邪をひいちゃったみたいで。風邪に効くように生姜湯でも入れようと思って、起きてお湯を入れたところだったのよ。」
お母さんの言葉には、気にかけてもらえた嬉しさがにじんでいるように感じました。そして懐かしそうに続けました。
「優子の小さい頃にも、よく作ったわよね、生姜湯。」
その一言に、優子さんの胸に温かい記憶が広がります。夜中に熱を出して苦しんでいた自分に、生姜湯をそっと差し出してくれたお母さんの笑顔。あの時も今も、変わらない愛情が、生姜湯の湯気のように胸の奥までしみていきました。
「もう。 心配させないでよ!週末行くからね。こまめに温かいものを飲んで、ゆっくり休んで。」
「はいはい、ありがとうね。優子も仕事がんばって。」
電話を切った後も、ポットからのお知らせがあるたびに優子さんは胸をなでおろし、そして思いました。
普段は「大丈夫」しか言わないお母さんのこと。もしポットからの通知がなかったら、風邪のことも気づけなかったかもしれない。
胸の奥に残っていたざわめきの余韻が静かに溶けて消えていく感覚とともに、優子さんはポットが教えてくれたこのタイミングに、心の中で感謝したのでした。
日常に溶け込む、新しい見守りの形
ポイント
- 親はいつも通りポットを使うだけ
- 使った履歴がメールで通知
- 朝は「おはよう」、夜は「おつかれさま」——日常の合図で小さな変化にも気づける
象印の「みまもりほっとライン」は、特別な操作は必要ありません。お母さんはただ、いつものようにポットでお湯を注ぐだけ。でも、その何気ない動作が、離れて暮らす家族に「今日も元気」のサインになって届きます。
はじめ方(3ステップ)
- Wi-Fi不要・ご実家に届いたらコンセントにつなぐ
- 親御さんはいつも通りお湯を注ぐだけ
- 使った通知は家族へメールで届く
仕組みはとてもシンプル。ポットを使うたびに、その情報が自動的にご家族のスマートフォンやPCにメールで届きます。お湯を沸かした時刻、給湯した時刻、これらの日常の動作が、そのまま安否確認の手がかりになるのです。
毎朝の通知は「おはよう」のサイン。夜の通知は「お疲れさま」の挨拶。そして時々、いつもと違う時間の通知が、小さな変化を教えてくれる。このさりげない寄り添いは、単なる緊急時の通報システムではなく、日常の中の温かいコミュニケーションなのです。
贈るのは、これからの安心
みまもりほっとラインで、ただの見守りではなく「通じ合う温度」を送ってみませんか?
今年の誕生日、親御さんには何を贈りますか。
形のあるプレゼントも素敵ですが、「これからも元気でいてほしい」という気持ちを、日々の安心にかえてみませんか。
象印「みまもりほっとライン」は、むずかしい設定は必要ありません。ご実家に届いたらコンセントにつなぐだけ。あとはいつものようにポットを使うだけで、離れていても「今日も元気だよ」がそっと届きます。
このようなさりげない見守りだから、親にも自分にもやさしい安心が続きます。
優子さんはこう話します
「みまもりほっとラインを贈った日、お母さんは『こんな便利なものがあるのね』と驚いていました。最初の通知を見た瞬間、離れていてもつながっている感覚になって、胸の不安がすっと引いたのを覚えています。
それ以来、朝は『おはよう』、夜は『お疲れさま』の合図みたいに受け取っています。
なによりお母さんが「優子ちゃんが安心していると、私もうれしいのよ」と言っています。私が安心して過ごせることが、お母さんの喜びでもある、という大切なことに気づけました。
変わらないのは、親ごころと、湯気のあたたかさ。子どもが安心して過ごすことを願わない親はいません。見守られるための道具ではなく、子どもを安心させてあげられる手段だと知ったら、受け入れてくれる親御さんはきっと多いはずです。
今日から、やさしく始めませんか。 ご実家に届いたらコンセントにつなぐだけ。いつものポットが「今日も元気だよ」をそっと届けます。
>>みまもりほっとラインのご紹介ページはこちら
よくある質問
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機械が苦手でも大丈夫?
親はいつも通りポットを使うだけ。
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Wi-Fiがなくても使えますか?
はい、Wi-Fiがなくても使えます。インターネットも不要です。
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どんな情報が届きますか?
給湯・電源投入・外出/帰宅・空だき・未操作時間など。
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通知はどこに届く?
スマホやPCにメールで届きます。
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何人まで送れるの?
メールアドレス最多3件まで登録できます。
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通知は多すぎませんか?
お好きな通知時間を最多3つまで設定できます。
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みまもりポットで困った時は?
電話で相談できるから、高齢者でも安心です。