象印 ZOJIRUSHI

Stand by your lifeStand by your life

暮らしにスタンバイ。
『STAN.』と考える、
これまでの10年とこれからの10年

#03

holiday

堀出隼・美沙

食とデザインのユニット〈holiday〉として活動する堀出夫妻。家族の夕飯の支度は料理上手の美沙さんが担当している。仕事後の限られた時間で、日々料理をする彼女をサポートするのは、象印『STAN.』シリーズの自動調理なべだ。葉山の一軒家で4人と1匹で暮らす掘出家の食卓のストーリーを聞いた。

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境界線をつくらない
ライフスタイル。

 パリのアートスクールで6年間デザインを学んだ隼さんと、カフェやレストランなどの飲食店で修業した美沙さん。それぞれ異なる経験と得意分野をもつ2人が出会い、2010年に発足した〈holiday〉は、ケータリングやイベントのフードディレクションなどを中心にその活動の幅を広げている。クリエイティブユニットとして彼らが提供するおいしい・楽しい食体験は、ユーモアとウィットに富んだ発想にあふれ、笑顔を誘う。東京暮らしをへて、出産を機に生活の拠点を葉山に移した2人。「都会と自然のある場所は分断されているのではなくグラデーションだと思います」(隼)。
 食卓を囲むひとときは、一日の中で家族が集う貴重な時間だ。「子どもとの大切なコミュニケーションの機会なので朝夕の食事はちゃんと顔を合わせることを心がけています」(美沙)。隼さんは朝の4時からダイニングテーブルで仕事を始める。みんなが起きてきて、美沙さんが朝食の支度をする頃にノートを閉じるのが毎朝のルーティンとなっている。「仕事場が、家族と共有する場に切り替わる瞬間です。同じ場所でも時間によってシーンが変化する、その曖昧さが好きなんです」(隼)。仕事と生活を完全に分断しないライフスタイルは、部屋間を仕切る壁が少ない家の間取りともリンクしている。

炊飯ジャーのような
気軽さ。

 昼間は〈holiday〉の食堂、〈HOLIZONTAL〉の料理人として店に立つ美沙さんは、夕方に帰宅し食事の準備をはじめる。これまでも限られた時間で工夫しながら、時短料理を実践してきた。毎日忙しい彼女にとって、象印『STAN.』シリーズの自動調理なべは頼もしい助っ人だ。「朝に下ごしらえをして、『予約』スイッチを押しておけば帰ってきたら完成しています。そのぶん、夕方は少し自分の時間に充てられる。時間がかかる料理も、火のそばでつきっきりで見てなくてもできるのでレパートリーも増えて助かります。ホーローなべはとくに煮込み系の料理をおいしく仕上げてくれて、子どもたちにも好評です」(美沙)。
 “ほったらかし機能” を最大限に活用して生まれた時間は、よりよい暮らしのための余裕を生む。『パック調理』コースで効率的に作る副菜は、来年中学生になる長男のお弁当にも活躍するだろう。自動調理なべのおかげで隼さんがキッチンに立つ機会も増えそうだ。「炊飯ジャーのおかず版みたいですね。料理に自信がなくても、米を洗ってボタンを押す感覚で、自分でもできそうだなって思えます」(隼)。最初の壁である「火加減がわからない」という心配は無用。自動調理なべも炊飯ジャーのように一家に一台、当たり前となる時代はそう遠くなさそうだ。

新しい家に
夢を描く。

 自動調理なべで作った煮込みハンバーグを囲みながら、話題にのぼったのは2年前に家族旅行で訪れたパリのこと。ピスタチオ味のマカロンだけを食べ比べた謡くんと、パリの香りを閉じ込めた箱を宝物にしている鈴ちゃんは、再び家族で旅する日を心待ちにしている。そして未来に寄せる期待は旅だけではない。葉山に移住して10年、思い入れのある住まいのすぐ隣では、新居が建設中だ。「ご縁があり、以前隣に住んでいた方から土地を売っていただいたんです。今の家も気に入っていますが、子どもたちがどんどん大きくなるので」(隼)。子どもの成長にあわせて家の環境も、アップデートされていく。
 「思春期になっても友達をわが家に連れてきたら、一緒にごはんを食べるのが楽しみなんです」(美沙)。一方隼さんは、美沙さんの実家が理想だという。「彼女の実家は、親戚15人くらいが一堂に集まれるんです。子どもたちが家族を連れて帰省したときに、みんなで布団を敷いて寝たり、同じ食卓を囲みたい。おおらかに迎えられる家にしたいですね」(隼)。現在の家を設計する際に掲げたコンセプト「クラスメイトのように過ごす家」を継承しながら、新しい家でも伸び伸びとした堀出家の暮らしはつづいていく。

Standby

食卓にスタンバイ

象印が目指すのは「日常生活発想」。
そして新たに生まれたのが、機能性、使いやすさ、デザイン性まで追求した『STAN.』シリーズだ。
使い手への「ちょっとした気遣い」が随所に感じられるはず。

マットなカラーデザインで
置き場所を選ばず、
キッチン周りの空間にも
自然となじむ。

操作パネルから、
レシピのコースを
選択するだけの自動調理。
予約調理や保温機能も搭載。

蓄熱性の高い
ホーローなべは取り出して
直火にかけられるため、
温め直しも可能。

自動調理なべ

EL-KA23