2024年9月17日、18日、
兵庫県 神戸市立妙法寺小学校にて
第3回ユメセンサーキットが開催されました!
夢先生は元バレーボール全日本女子代表選手の井上香織さんと
元サッカー日本女子代表選手の大竹七未さんです!
ゲームの時間では、まず子どもたちは井上さんとバレーボールを、大竹さんとサッカーのパス回しをしました。つぎに、制限時間内でクラス全員が前の人と番号を被らせずに順番に言うゲームに挑戦しました。
番号が被ってしまうとはじめからやり直しとなるため、子どもたちは苦戦していましたが、途中作戦会議をおこない、出席番号順に数字を言うというアイデアで、見事成功することができました。
井上さんは、度重なるケガでプロへ進んでも5年間試合に出場できず悩んでいました。しかし、監督からの「絶対に日本代表になれる」という言葉に背中を押され、大好きなバレーボールを後悔で終わりたくないという思いから、諦めずに努力することを決めたのだそうです。そして、授業の終わりには「本当に素晴らしいのは夢をかなえるために努力した人だ」という言葉で子どもたちの背中を押してくれました。
大竹さんは夢をかなえるまで、「諦めない」ということを大切にしてきました。女子サッカーが広く普及していなかった時代に、“女子だから”という理由で嫌な思いをするなど様々な経験をされてきましたが、家族やコーチの支えで、どんなに辛くても夢を諦めませんでした。子どもたちは「諦めなければ夢は続いていく」という大竹さんの言葉を、しっかりと受け止めていました。
諦めなければ夢はかなうという夢先生の言葉です。
毎回の練習で、意識や目標をもって取り組んでいきたいです。
諦めないことです。簡単なことではないので夢先生はすごいと思いました。
コーチから教えてもらったことをしっかりと練習していきたいと思います。
実際に夢をかなえて世界で活躍した人のお話を聞けたことは、子どもたちにとって大変貴重な経験になりました。真剣な表情でお話を聞いていたので、きっと子どもたちの心にも響いていると思います。
悔いが残らないように、諦めずに頑張ったお話が印象に残りました。
まずは予習・復習をしっかりして、勉強したことをみんなに分かりやすく伝える練習をしていきます。
2回も大きなケガをしたのに、悔いが残らないよう諦めない姿が印象に残りました。
法律の勉強と、外国人のお客さんのために英語も勉強していきます。
いつもよりさらに真剣な表情で井上さんのお話を聞いていた子どもたちの姿がとても印象的でした。
実際に夢をかなえた方のお話を聞けて、貴重な機会になったのではないかと思います。
成功するには、まずトライしてみることが大切だということです。
走って体力をつけたいです。
夢をかなえるためには努力することが大切だということです。
いろいろなことに挑戦して可能性を広げていきたいです。
夢をかなえたお二人の話を聞いて、普段の教室の姿とは違う子どもたちがとても印象的でした。今日のお話で、子どもたちはコツコツと努力することが大事だとより実感できたと思いますし、背中を押してもらえたと思います。
井上香織
(いのうえかおり)
兵庫県出身。小学3年時からバレーボールを始め、兵庫県立氷上高等学校の3年時には主将として、春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)やインターハイ(全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会)に出場しました。高校卒業後の2001年にデンソー・エアリービーズに入部。5年目からレギュラーを獲得すると、2006-07プレミアリーグにおいてブロック賞・ベスト6賞を受賞。2007-08プレミアリーグでは、チーム初の準優勝に貢献し、ベスト6賞を受賞しました。2009年には全日本女子代表メンバーに登録され、2010年の世界選手権で銅メダルを獲得。2012年のロンドンオリンピックにも出場し、全日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献しました。2015年5月を以って現役を引退。現在はバレーボール教室や講演など、多方面に活動しています。
大竹七未
(おおたけなみ)
東京都出身。8歳でサッカーを始め、中学1年時に読売日本SC・ベレーザ(現 日テレ・ベレーザ)に加入。FWとして活躍し、日本女子サッカーリーグでは4連覇を含む5度の優勝、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会では4度の優勝など、数々のタイトル獲得に貢献。リーグでは100得点達成者第1号となりました。1998年には、女子選手では数少ないプロ選手として契約。また、1993年に初選出された日本女子代表(現 なでしこジャパン)としても1995年、1999年のFIFA女子ワールドカップ、1996年のアトランタオリンピックなどに出場、通算46試合、30得点という成績を残しました。選手生活引退後は、東京国際大学女子サッカー部で監督、総監督を務めました。現在は、INAC神戸レオネッササッカースクールコーチ、KNJサッカークラブアドバイザーなど指導者として活動。私生活では41歳で第一子を出産し、現在は子育てをしながら、サッカー解説や講演、メディア出演などを通じて女子サッカーの普及、発展に尽力しています。
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