2025年10月2日、3日、
静岡県 静岡サレジオ小学校にて
第4回ユメセンサーキットが開催されました!
夢先生は元ソフトボール選手の渥美万奈(あつみまな)さんと、元ウエイトリフティング選手の齋藤里香(さいとうりか)さん!
「夢の教室」前半35分はゲームの時間。渥美さん・齋藤さんは子どもたちと一緒に手をつなぎ、「全員の歩幅を揃えるゲーム」にチャレンジしました。みんなの歩幅を合わせることは、想像以上に難しく、何度も苦戦しましたが、途中の作戦会議で「声を掛けながらタイミングを合わせる」という作戦をみんなで考え、力を合わせて挑戦することができました。
ゲームの時間のあとは、みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました。
「夢の教室」後半55分間はトークの時間。お二人が夢を叶えるまでのお話を聞きました。
渥美さんは、社会人チームでソフトボールを続けていましたが、3年間どれだけ頑張ってもレギュラー入りができない日々が続きました。それでも諦めずに努力し続けて夢を叶えたご自身の経験と重ねながら、大切な3つの事を伝えてくれました。
1つ目は「準備を大切に」いつどこにチャンスの種が転がっているか分からないし、準備をしておくと自信が持てるようになるからです。
2つ目は「感謝の心を大切に」夢を応援してくれる人へ感謝の気持ちを言葉にすることで、さらにたくさんの人から応援をしてもらえるようになるからです。
3つ目は「周りの人を大切に」自分ひとりの力では夢を叶えることは難しいし、支え合うことでより大きな夢を叶えられるようになるからです。
齋藤さんは、記録を出してもオリンピック代表選手に選出されない時期が続き、さらには何度も大けがや手術を経験し、夢を諦めそうになりました。しかし「今できることを今チャレンジしないと後悔する」と思い立ち、「今の自分にできるかことは何か」と毎日考えて、ひとつずつトレーニングを重ねました。その結果、北京オリンピックの切符をつかみ取ることができました。
トークの時間の最後に子どもたちは、齋藤さんの「夢は声に出して周りに伝えることで応援してもらえる」という言葉に背中を押され、自分の夢について大きな声で発表しました。
諦めないで色々なことに一生懸命取り組んでいることがすごいしカッコいいと思いました。
読書や勉強を沢山して、色々なことにチャレンジする中で世界を広げていきたいです。
辛いことがたくさんあった中でも、諦めない精神がすごいと思いました。
毎日ランニングをしたり、体づくりのトレーニングをするなど自分でメニューを決めて頑張ります。
夢を叶えた渥美さんでも子どもの頃から、様々な挫折を経験してきたことを知り、「失敗はどんなにすごい人でもするものだ」と気づかせて頂きました。
子どもたちも渥美さんのように失敗を恐れずに、挑戦する心を大切にしてほしいと思います。
オリンピックに出場することが夢のなかで、ケガをしても諦めないことがすごいと思いました。
意識を高く毎日の練習に取り組んだり、学校でも周りを見て落ち着いて行動したいと思います。
失敗をしたり、落ち込んだ時でも、諦めずに自分から挑戦をしたり、ポジティブに捉えられることがすごいと思いました。
動物の身体や性格について沢山勉強したいです。
これから上手くいかないことや壁にぶつかることがあった時に、今日のお話を思い出して、諦めずに挑戦する勇気を出してくれると嬉しいです。
渥美さんの「夢は必ず叶う」という言葉に勇気を貰いました。
人に親切に接したり、相手の気持ちを思いやれるように普段から意識していきたいです。
失敗を沢山したとしても、それを乗り越えれば夢は叶うと分かりました。
精神病の原因となるようなものがお家の中に無いか探してみて、その解決策を自分なりに考えてみたいです。
ゲームの時間の子供たちのキラキラした表情がとても印象的でした。
またトークの時間では打って変わり、集中して話を聞く子どもたちの姿が素晴らしかったです。
「オリンピックの夢を叶えたすごい人」という遠い存在から、「失敗しながらも諦めずに頑張る人」という身近な存在に感じてもらえたと思います。
渥美万奈
(あつみまな)
静岡県出身。幼稚園の時にソフトボールと出会い、小学1年生の時に本格的に競技を始めました。常葉大学付属菊川高等学校に入学後、高校1年生の時に全国高等学校女子選抜大会にて準優勝。高校3年生の時には国民体育大会にも出場しました。高校卒業後の2008年にトヨタ自動車株式会社に入社し、2013年には日本代表にも選出。2021年に開催された東京オリンピックのソフトボール競技日本代表メンバーとして金メダルを獲得し、同年、現役を引退しました。現在はソフトボール普及活動に取り組み、ソフトボールを頑張っている選手を応援しているとともに、メンタルパフォーマンスコーチとしての活動もスタートしています。
齋藤里香
(さいとうりか)
京都府出身。幼い頃からからだを動かすことが大好きで、小学校ではバレーボール、中学校では陸上競技部に入り、陸上短距離のトレーニングの中でウエイトリフティングという競技に出会いました。高校進学後、本格的に競技を始めると、高校1年生の3月に20歳以下の大会で優勝。世界ジュニア選手権にも出場しました。高校卒業後は京都にある立命館大学に進学。大学卒業後は石川県金沢市の高校で教壇に立ちながら、ウエイトリフティング競技を続けていきました。2008年の北京オリンピックに日本代表として出場し、日本新記録を更新しました。引退後の現在は、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構にて、クリーンスポーツ教育に携わっています。
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