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STORY03

STAN.にまつわる言葉たち。vol.3 STANCE

STAN.にまつわる言葉たち。vol.3 STANCE

INTERVIEW
06

「象印、すごいね!」って

西亜希

炊飯ジャー・
レシピブック担当
にし あき西亜希

高校生の娘がいるんですけど、かなり熱心な象印のファンなんですよ。STAN.が発売されたときも「こんな素敵なやつが出るんや。象印、すごいね!」って喜んでましたね。

娘は私がどういう仕事をしているかもだいたい知っていて、たぶん、尊敬してくれています(笑)。このあいだなんかは「ママと同じ仕事がしたい」と言っていました(笑)。

--それはなんとも嬉しいし、働きがいがありますね。

めちゃくちゃ嬉しいですね。そうそう、最近は「私も象印に入りたい」って意気込んでますよ。

私はずっと、象印のファン

--STAN.プロジェクトに参加したとき、どんな心境でしたか?

すごい素敵なやつができたなってテンション上がりましたね。早く印刷物やレシピブックの作成に取り掛かりたいって、ワクワクしてしまいました(笑)。私、ほんとうにこの仕事が好きなんです。

--すこし話が変わりますが、西さんにとって、象印はどんな会社ですか?

優しくて、温かい会社ですね。ほんとうにアットホームというか。

私は入社前から象印のファンだったんですよ。それで、実際に働くようになってから、ますます好きになりました。これからもその気持ちは変わらないと思います。私はずっと、象印のファンです。

INTERVIEW
07

「考え方」や「スタンス」も一緒に伝えたくなる

美馬本紘子

広告宣伝担当みまもと ひろこ美馬本紘子

自社の製品について説明するときって、どうしても機能のことを語ってしまいがちです。もちろん、それが悪いわけではなく、技術があることには誇りを感じています。

一方で、STAN.については、製品のことだけではなく、そこに込められた象印の「考え方」や「スタンス」も一緒に伝えたくなるんですよね。これは私だけではなく、他のメンバーもきっと、同じことを感じていると思います。

嬉しくなる、気分が上向く
これは他の機種にはない強み

--STAN.の魅力を伝えていく上で、どのような工夫をされましたか?

従来製品であれば「(炊飯ジャーの)コイルの構造がすごい」などと、まず機能的な価値をアピールします。でも、STAN. は、機能だけでは勝負していない製品ですよね。

たとえばSTAN.って、お部屋にあるだけで嬉しくなったり、気分が上向くと思います。これは他の機種にはない強みです。

そういう「情緒的な価値」をしっかりと伝えていきたい。私たちはそう考えて、STAN.の魅力が伝わるような施策を検討し、実行していきました。

INTERVIEW
08

話題に上ることが増えた

村嶋佑介

広告宣伝担当むらしま ゆうすけ村嶋佑介

入社してから、知人や友人から「象印のあの製品いいね」みたいな話題が出たことは一度もありません。それがちょっと悲しくもあったんですけど……。

ところが、STAN.が発売されてからは、「カッコいい製品が出てるやん」と、話題に上ることが増えたんです。象印社員としては、この変化は嬉しいですね。

STAN.ならカプセルトイでもいけるのでは

--カプセルトイを企画することになった経緯を教えていただけますか?

カプセルトイのメーカーさんからお声がけいただいたのがきっかけですね。「レトロ家電がブームですので、過去の名作を復刻しませんか?」と提案があったんです。

当時、私はその分野に詳しくなかったので、SNSなどで情報収集しました。すると、想像以上に(カプセルトイ業界が)盛り上がっていたので驚きました。

レトロ家電だけではなく、最近の家電がカプセルトイになっているのも意外でしたね。競合他社さんが発売しているデザイン性の高いモデルが、特に若い方から人気を博しているのを見て、「STAN.もいけるのではないか?」と思いました。デザインには自信がありましたし、シリーズで展開していたので、企画も進めやすいだろうと。

そこで、こちらからメーカーさんに、「STAN.ではどうでしょう?」と提案させていただいた……というのが、おおよその流れです。

INTERVIEW
09

時間を掛けてじっくり伝える

今水陽一

広告宣伝担当いまみず よういち今水陽一

--STAN.の魅力を伝えていくために、どのような工夫をされてきましたか?

STAN.がデビューするタイミングで入社したので、主に発売後の話になりますが……。

STAN.には「新たな時代を担う若い世代のための家電」というコンセプトがありますよね。これは、象印としては、ターゲットを絞っているといえます。
ですので、たとえばCMで大々的に宣伝するようなやり方は違うなと感じました。

いわゆる「マスメディアでどーん」ではなくて。STAN.のスタンスに共感してくださるようなお客様に向けて、時間を掛けてコミュニケーションしていくこと。それがなによりも大事だと思っています。

お客様によって「響く」ポイントが違うから

STAN.はたくさんの魅力を秘めた製品です。インテリアにこだわる方であればデザイン性に、子どもがいる方であれば子育てに役立つ機能に……と、お客様によって「響く」ポイントが違うと思うんですね。それは「たくさんの側面を持っている」と言い換えられるかもしれません。

すべての魅力をまとめて伝えるのもひとつの手段です。しかし、STAN.の場合では、「こういうお客様に対しては、どの側面を見せるべきか?」というふうに、ターゲット群ごとに切り口を変えながら丁寧に伝えていくようにしました。

INTERVIEW
10

「速さは必要ないんです」その意味が今なら分かる

佐藤隆之

広告宣伝担当さとう たかゆき佐藤隆之

これは職業病みたいなものですが、広告宣伝をしていると、どうしても「速さ」を追い求めてしまうんですね。たとえば「いかに速く認知度を高められるか」とか「いかに速く情報を広げられるか」というふうに。僕はこれまで、そういう世界で生きてきました。

でも、STAN.の広告宣伝を経験したことで、以前とは考え方がすこしは変わったと思います。TENTさんや種市さんが言っていた「STAN.には、速さは必要ないんです」という言葉の意味が、いまならよく分かりますね。

家電が嫌いな妻が「いいの出たね」と

妻が家具やインテリアに凝ってて、家に置くものには非常にこだわっているんですよ。「部屋の雰囲気が崩れるから」という理由で、なるべく余計な家電を買わないようにしているほどの徹底ぶりです。

--ちなみに、STAN.に関してなにかおっしゃってましたか?

それがですね、それほどのこだわりを持っている妻が、STAN.が発売されたときには「いいの出たね」と褒めてくれたんですよ(笑)。ですので、次に家電を新調するときは、STAN.が選ばれる可能性が高いと思います。

INTERVIEW
11

ブランドを大切に育てていかなくては

塩見保司

販促担当しおみ やすじ塩見保司

STAN.には企画の立ち上げ当初から関わってきました。そのコンセプトを理解していくにつれ、「これは大切に育てていかなくてはならない」と思うようになったんですね。これは価格で勝負したり、販売数を競ったりするような製品ではないなと……。そのような考えのもと、販促や広告宣伝の手段を考えていきました。

売るためのプロモーションはいらない

STAN.プロジェクトに対しては、「見守る」という立場を取ってきました。社長やデザイン室長の堀本さんの考えから大きく外れさえしなければ、「やりたいことをやっていいよ」というスタンスです。
ただ、特に販促や広告宣伝に関わるメンバーには、「売るためのプロモーションはいらないよ」ということを、繰り返し伝えました。やるならば「STAN.のブランド価値、そして、象印のブランド価値を高めるような施策をやってほしい」と、何度も言い続けてきましたね。

Vol.3 まとめSTANCE 象印のスタンスとは素直であること、深く伝えること

「象印のスタンス」とは「素直であること、深く伝えること」と言い換えられるかもしれない。インタビューを終えた後、僕たちはそう思いました。

それから、こう考えました「暮らしにスタンバイ」、「スタンダードをつくり続ける」という「象印のスタンス」を伝え続けていくためには、 イメージを共有した上で、時間をかけてじっくり伝えていくことが大切なのかもしれない、と。

短期間の話題性を狙うのではなく、使い続けるほどに愛着が湧き、長く使うことを誇りに持てるような、使う人と深く繋がることができる伝え方もあるのではないか。

そんな問いに向き合うことで生まれたもの。それがSTAN.なのではないでしょうか。

3つのキーワードを振り返ることで、STAN.の魅力が生み出された理由も、しっかりした輪郭を持ち始めてきました。

次回は「これからのSTAN.のこと」
について、お話を伺っていきたいと思います。

STAN.にまつわる言葉たち。』編集部