あゆみ
マイボトルキャンペーン開始2006 (平成18)年
マイボトルキャンペーン
子どもたちが水筒を持ち歩いているように、大人もステンレスボトルを携帯することにより、環境への貢献と、健康的なライフスタイルを提案する「マイボトル」キャンペーンを2006(平成18)年4月10日より開始した。
エコやLOHAS(ロハス)ブームなど、環境に対する意識が高まるなか、当社の主力商品であるマホービンの優れた保温保冷性能と、何度も繰り返し使えて環境に優しい点が再び注目されていた。
マイボトルキャンペーンの第一弾として、東京・大阪の人気カフェ&ギャラリー(計6店舗)にて、ボトルを持参した方に、給茶(有料)してもらえる“給茶スポット”を開設した。「給茶スポット」協力店の店頭には「給茶スポットマーク」を掲示。これにより、“環境にやさしい暮らしを啓発するお店”をアピールでき、給茶対応可能であることが一目でわかるようにした。マスメディアへの露出のおかげで認知促進したこともあり、その後、給茶スポットは札幌、名古屋、福岡などへも順次拡大していった。
また、“マイボトルで「どこでもカフェ」”の開設を記念して、4月10日を「ステンレスボトルの日」(「4」が中国語で「スー」、「10」が英語で「テン」の語呂合わせより設定)に制定した。


茶業界とのコラボレーション『ロック DE お茶』
2007(平成19)年4月10日には、全国茶商工業協同組合連合会と協同し、日本茶の新しい飲み方とマイボトルを持つことで新しいライフスタイルを啓発する『ロック DE
お茶』を全国でスタートさせた。茶業界では、ペットボトル市場において飲料の第1位が「無糖飲料」(お茶や水)という現状にもかかわらず、一般家庭での茶葉の消費量は微減傾向にあった。また、若者や子どもの多くは年中冷たい飲み物を好む傾向にあるが、家庭での冷たいお茶の抽出は一般化しておらず、日本茶業界の活性策を模索していた。この2者がコラボレーションすることにより、茶業界の活性化と、“マイボトルで「どこでもカフェ」”の更なる進展を図った。
市販されている茶飲料とは違って、茶葉からの抽出では、玉露や煎茶、ほうじ茶などの種類や、加工方法、産地、ブレンドなど様々な味を作ることができるがメリットであるが、時間が経つと風味や色に変化が起こるというマイナス面があった。しかし、『ロック
DE
お茶』で推進する飲み方は、自分好みのお茶を最適温度で抽出し、そのお茶を急冷してマイボトルで保冷することで、そのお茶の風味や色、味の変化を最小限に抑え、自分好みの“オリジナルアイスグリーンティー”を、いつでもどこでも手軽に楽しんでいただけるといったものであった。

ロゴマーク

広がる活動の輪
2019(平成31)年以降も、自治体や産学官との連携協定締結や、他社と協業するなど、プラスチックごみ削減や省エネ対策など環境関連分野の社会課題の解決に向けて、継続的に取り組んでいる。

その他の「あゆみ」を見る
1918(大正7)年 | 大阪に「市川兄弟商会」を創立 |
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1948(昭和23)年 | 戦後第一号製品「ポットペリカン」を販売開始 |
1961(昭和36)年 | 社名を「象印マホービン株式会社」と改称 |
1963(昭和38)年 | 卓上用まほうびん「ハイポットZ型」新発売 中びんの自動生産 |
1967(昭和42)年 | 花柄を採用した卓上まほうびん「UポットUA型」を発売 |
1970(昭和45)年 | 電子ジャー新発売 |
1973(昭和48)年 | 「エアーポット」押すだけ 新発売 |
1980(昭和55)年 | 電気ポット新発売 |
1981(昭和56)年 | ステンレス製真空二重びん、ステンレスボトル新発売 |
1986(昭和61)年 | CIを本格導入 |
2001(平成13)年 | 新事業「みまもりほっとライン」サービス開始 |
2006(平成18)年 | マイボトルキャンペーン開始 |
2008(平成20)年 | まほうびん記念館設立 |