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万博おにぎり：世界のおにぎり
オジャおにぎり
チュニジアの食文化
地中海周辺の国の影響を受け、複数の食文化が融合しているのが特徴です。粒状の小さなパスタであるクスクスや、円錐状の鍋を使って少ない水で蒸し煮にするタジンなどが代表的な料理として挙げられます。味付けには多様な香辛料が用いられ、絶妙な奥行きのある味付けが特徴です。特に唐辛子やニンニク、クミンなどを使ったペースト状の調味料であるハリッサは、チュニジア料理に欠かせない伝統的な万能調味料となっています。また、多くの地域で紅茶が親しまれており、生のハーブやナッツを入れて飲むのが一般的です。お店ではミントやアーモンド、松の実などを入れた紅茶が提供されています。
オジャ
伝統的なトマトソースに卵を加えた煮込み料理です。唐辛子ベースの調味料であるハリッサやクミン、パプリカといったスパイスと一緒に調理することでスパイシーで風味豊かな味わいになります。手軽に作れることから、家庭料理としても親しまれています。
チュニジアについて
チュニジアは北アフリカに位置する人口約1240万人の共和制国家です。北部は地中海に面し、カルタゴ遺跡や古代ローマ遺跡など、地中海周辺の文化の影響が強く表れています。南部はサハラ砂漠の壮大な風景が広がっており、その美しさから映画の撮影地としても人気です。