10月10日・11日、東京都板橋区立三園小学校にて第4回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2024」が開催されました。夢先生は元武術太極拳日本代表選手の市来崎大祐さん(写真左)と元ラグビー日本代表選手の伊藤剛臣さんが務め、「夢の教室」を行いました。
体育館で行う「ゲームの時間」
ゲームの時間では、まず市来崎さんによる武術太極拳の披露と、伊藤さんによるラグビーのボール取りチャレンジをしました。つぎに、クラス全員でボールを使った「だるまさんが転んだ」ゲームに挑戦しました。ゲームの序盤、子どもたちは早くゴールをしたいという焦りから苦戦していましたが、途中の話し合いを経て「ボールをよく見て、焦らず、声を掛け合う」という作戦で、チームとして団結することができ、見事成功することができました。
教室で行う「トークの時間」
市来崎さんは、「武術太極拳の本場中国で開催される北京五輪でメダルを獲得したい」という夢がありましたが、競技種目に追加されなかったことで夢をかなえられない状況になってしまいました。
しかし、「自分が納得するまでやり切ってみたい」という思いから努力を続け、2年後のアジア大会で銀メダルを獲得することができました。そして現在も日本代表コーチとして、市来崎さんの五輪出場への夢は続いています。
伊藤さんは、「常に本気になって取り組むこと」を大切にしてきました。本気で取り組むことで、自身の成長を実感でき、楽しくなってくる。そしてその姿勢を必ず評価してくれる人がいるというお話を、ラグビー日本代表の夢をかなえたご自身の経験をふまえて話してくださり、子どもたちも本気になって聞いていました。
トークの時間の最後には、子どもたちが大きな声で夢を発表し合い、伊藤さんからの「素晴らしい夢だ!」という激励の言葉と周りからの温かい拍手でその夢を応援しました。
詳しくは、「ZOJIRUSHIユメセンサーキット」のウェブサイトをご覧ください。
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