10月31日、佐賀県多久市内で、「旅するおむすび屋」菅本 香菜さんとおにぎりのワークショップを実施しました。
当社は大阪・関西万博でおにぎり屋を出店するにあたり、菅本さんと日本各地の特産物や郷土料理を使ったおにぎりを共創することで、万博来場者が各地域の文化・風土・人に関心を持ち、日本の食文化に触れるきっかけを作り出したいと考えています。
おにぎりのワークショップは年内に全国6エリア(【北海道/東北】【関東】【東海/北陸】【近畿】【中国/四国】【九州/沖縄】)で開催し、菅本さんと共に地元の食材や料理を具材にアレンジしたおにぎりを地域の方々と一緒に作ることで、地元の食文化について改めて理解できるようなプログラムになっています。これまでに、青森県、茨城県、富山県、奈良県、島根県で実施しており、今回の佐賀県が最終回(6回目)となりました。
12種類のおにぎり具材を考案
最終回(6回目)の佐賀県では、佐賀県内の生産者さんや地方創生に携わる方、自治体職員の方など計14名が参加。参加者の皆さんでアイデアを出し合い、「海苔を炙る」「海苔を揚げる」「お茶を炒る」「茄子を型抜きして中に具材を入れておにぎりに乗せる」など、さまざまな工夫をしながら大変盛り上がりました。
呼子のイカ・有明鶏・佐賀れんこん・こんにゃくが入ったおにぎり、佐賀牛・佐賀なす・佐賀みかんが入ったおにぎり、嬉野茶・有明海苔・チーズの組み合わせなど、佐賀の魅力がたくさん詰まった具材を試作。できあがったおにぎりの具材は12種類にのぼりました。
おにぎりの試食
出来上がったおにぎりを参加者の皆さんで試食しました。「牛肉とみかんの組み合わせがサッパリしていておいしい!」「海苔はおにぎりに巻くだけではなく具材としてもいろんな使い方があって面白かった」などの声がありました。
ワークショップの様子はWEBコンテンツ「ONIGIRI WOW!」にも後日掲載予定です。
おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信
大阪・関西万博の当社おにぎり屋では、「日本のおにぎり」として計24種類の具材を考案し、4種類ずつ月替わりで半年間販売する予定です。今後も菅本さんを含む共創パートナーと連携し、おいしさだけではなく、おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信し、食べた方に「その地域をもっと知りたい」「その地域に行ってみたい」と思ってもらえる体験の提供を目指します。
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