鳥取県日南町の「象印農園」で田植えが行われました。
播種(種まき)後、安定した天候に恵まれたため、今年は苗の生育も良くスムーズに田植えを終えられました。苗を植える株数と株間にこだわっておられるので、成長が楽しみです。
4~5月の作業内容
①土づくり
日南町の寒さは厳しく、雪も多く積もります。昨年の収穫以降じっくりと熟成させた土は、今年のおいしいお米づくりの基礎となります。
②苗づくり
健全な苗を作るためには、細かな注意が必要です。さまざまな工程を経つつ、温度管理も慎重に行います。
③荒起こし・代(しろ)かき
「荒起こし」は雑草の発生を抑えるために重要な作業です。このあとに水を入れて「代かき」を行い、今後の稲の生育のためにもしっかり平らにならします。
④田植え
「代かき」から数日が経過した頃に行います。昔は田植え作業は家族総出で行う一大行事でしたが、高性能な田植え機のおかげで、現在では作業負担が軽減されています。稲の良好な生育をイメージしながら作業を行います。
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