香川大学の石塚研究室では、学生たちが株式会社四国ライスと一緒に「香川の県産米をもっと食べてもらうにはどうすればいいか」を考える取り組みをしており、ワークショップ等を実施する中で、香川県産のお米や食材のみでおにぎりを作るというアイデアが出ました。そこで、大阪・関西万博でおにぎり屋を出店する象印マホービンに相談いただき、万博の当社店舗での”香川おにぎり”販売に向けて活動していくことになりました。学生たちは「香川大学おむすび研究室」として情報発信にも取り組んでいます。
”香川おにぎり”の具材開発
まずは、”香川おにぎり”の具材開発。イリコの出汁をジュレにしてお揚げと混ぜた「うどん風」おにぎりを中心に、「骨付鳥」「オリーブとじゃこ」「さぬきのめざめ(アスパラガス)」「キクラゲの佃煮」など香川の特産品を活用した5種類のおにぎりを学生が考案しました。米屋ながはらからはおにぎりの握り方を、象印マホービンからはおいしいごはんの炊き方をレクチャーし、おにぎりのテスト販売に向けて準備を進めました。
学生たちがブースを出展
6月16日には、高松駅近くで行われた香川県産品が集う「さぬきマルシェ」に学生たちがブースを出展し、これら5種類のおにぎりを販売。当日は、四国ライスから香川県産「おいでまい」が提供され、象印マホービン最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊飯したごはんでおにぎりを作りました。
象印マホービンでは、香川大学の学生と引き続き連携し、万博での“香川おにぎり”の販売を目指します。
当社では今後もさまざまな団体との共創を通じて、大阪・関西万博への期待を高め、ごはんのおいしさを伝えていく活動を続けていきます。大阪・関西万博関連やおにぎりに関する活動については、当社WEBコンテンツ「ONIGIRI WOW!(オニギリ・ワウ!)」でも紹介しています。
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