象印マホービン株式会社は、持続可能な社会に向けたサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指し、当社が炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたごはんをアップサイクルする取り組みを進めています。
このごはんを原料に、2021年には発酵アルコール(エタノール)を精製して天然由来成分99%の「ごはんで作った除菌ウエットティッシュ」を商品化、2023年6月にはクラフトビール「ハレと穂」を商品化しました。
ごはんをふんだんに使用したクラフトビールが誕生
ごはんのアップサイクル量をもっと増やしたいと考えていたところ、クラフトビール「ハレと穂」の製造元である伊勢角屋麦酒が、新作ビールの原料にも象印マホービンが炊飯試験で炊いたごはんを採用。人気品種「Mosaic(モザイク)」のホップとともにごはんをふんだんに使用したクラフトビールが誕生しました。ライトゴールドカラーの薄濁りの外観で、ホップの鮮やかなアロマ・フレーバーを楽しめます。ごはんは大麦に比べてタンパク質や脂質などが少ないため、後味はすっきりとした仕上がりです。
大量のごはんと大量のホップを使用していることから「ホップ丼」と名付けられ、ビールのラベルには、丼にホップが山盛り入っている様子が鮮やかに描かれています。
ラベルの裏面には、象印マホービンの炊飯試験時に余ってしまったごはんをアップサイクルしたビールであることが記載されています。
常に新しいビール作りに挑戦している伊勢角屋麦酒。「ホップ丼」は期間限定で販売中です(無くなり次第販売終了)。
伊勢角屋麦酒オンラインショップの「ホップ丼」紹介ページはこちら
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
ニュースリリース:
炊飯試験時のごはんから作るクラフトビール「ハレと穂」 商品化
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