5月20日に青森市内で、「旅するおむすび屋」菅本 香菜さんとおにぎりのワークショップを実施しました。
当社は大阪・関西万博でおにぎり屋を出店するにあたり、菅本さんと日本各地の特産物や郷土料理を使ったおにぎりを共創することで、万博来場者が各地域の文化・風土・人に関心を持ち、日本の食文化に触れるきっかけを作り出したいと考えています。
おにぎりのワークショップは年内に全国6エリア(北海道/東北・関東・東海/北陸・近畿・中国/四国・九州/沖縄)で開催予定で、菅本さんと共に地元の食材や料理を具材にアレンジしたおにぎりを地域の方々と一緒に作ることで、地元の食文化について改めて理解できるようなプログラムになっています。
「旅するおむすび屋」菅本 香菜さんプロフィール
食べることの楽しさや大切さを伝えるために、おむすびを通じた食育授業や全国の食文化取材などに取り組んでいる。
中学高校時代に拒食症を患い死の危険に直面するも大学時代に克服し「食べることは生きること。そして生きる喜び」と実感したことが原体験。書籍出版とドキュメンタリー映画化が決定。
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約20種類のおにぎり具材を考案
第1回目となる青森県では、津軽伝統の郷土料理を若い世代にも伝えていく活動をされている「津軽あかつきの会」やお米農家の方々など約15名が参加。県内の農水産物や、各家庭で日常的に使われている食材・調味料などを用意し、参加者同士の会話から生まれたアイデアをもとにその場で調理やブレンドするなど試行錯誤しながら、約20種類の具材を考案しました。中には、“ホタテ、りんご、バター”といった組み合わせにチャレンジするなど、斬新なアイデアも飛び出しました。
おにぎりの試食
参加者は好みの具材を入れておにぎりを作り、試食。「意外な組み合わせだけどおいしい!」「もう少し味が濃いほうが合うかも」といった声もあり、大変盛り上がりました。
おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信
次回は6月末に茨城県で開催します。ワークショップの様子はWEBコンテンツ「ONIGIRI WOW!」にも後日掲載予定です。
大阪・関西万博の当社おにぎり屋では、「日本のおにぎり」として計24種類の具材を考案し、4種類ずつ月替わりで半年間販売する予定です。今後も菅本さんを含む共創パートナーと連携し、おいしさだけではなく、おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信し、食べた方に「その地域をもっと知りたい」「その地域に行ってみたい」と思ってもらえる体験の提供を目指します。
※本記事の内容は、掲載日時点の情報です。