6月30日に茨城県土浦市内で、「旅するおむすび屋」菅本 香菜さんとおにぎりのワークショップを実施しました。
当社は大阪・関西万博でおにぎり屋を出店するにあたり、菅本さんと日本各地の特産物や郷土料理を使ったおにぎりを共創することで、万博来場者が各地域の文化・風土・人に関心を持ち、日本の食文化に触れるきっかけを作り出したいと考えています。
おにぎりのワークショップは年内に全国6エリア(北海道/東北・関東・東海/北陸・近畿・中国/四国・九州/沖縄)で開催予定で、菅本さんと共に地元の食材や料理を具材にアレンジしたおにぎりを地域の方々と一緒に作ることで、地元の食文化について改めて理解できるようなプログラムになっています。第1回目は青森県で実施しました。
30種類以上のおにぎり具材を考案
第2回目となる茨城県では、県内で農業や農産加工に取り組む女性から構成される「いばらき農村女性ネットワーク」の皆さんや、茨城県内の生産者の方々、県職員ら約15名が参加。
当日は参加者の皆さんが手塩にかけて育てたピーマンやレンコン、メロンといった農産物、納豆や干し芋など茨城自慢の加工品など、さまざまな材料を持ち寄っていただき、その場で調理しながらおにぎりの具材を試作しました。和気あいあいと調理を行う中で、”レンコン×ピーマン×ピーナッツみそ”、“干し芋×カレー×メロン”、”納豆×トマト×チーズ”…といった、茨城ならではの組み合わせが続々と考案されていきました。できあがったおにぎりの具材は30種類以上にのぼりました。
おにぎりの試食
具材完成後の試食タイムでは、「この食材のこんな使い方、初めて知った!」「意外な組み合わせだけどおいしい!」といった感想が飛び交いました。参加された納豆メーカーさんからの差し入れ「納豆スムージー」をみんなで味わう一幕も。おにぎりを通して、茨城の食の魅力を再確認した一日となりました。
次回は7月末に富山県で開催します。ワークショップの様子はWEBコンテンツ「ONIGIRI WOW!」にも後日掲載予定です。
おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信
大阪・関西万博の当社おにぎり屋では、「日本のおにぎり」として計24種類の具材を考案し、4種類ずつ月替わりで半年間販売する予定です。今後も菅本さんを含む共創パートナーと連携し、おいしさだけではなく、おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信し、食べた方に「その地域をもっと知りたい」「その地域に行ってみたい」と思ってもらえる体験の提供を目指します。
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