象印マホービン株式会社は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて、一般社団法人 大阪外食産業協会のパビリオンに出店し、当社最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げたごはんで作るおにぎりを販売します。
当社は1918年の創業以来、「暮らしをつくる」を企業理念とし、その時々の最新技術を活かしつつ、常に時代をリードする快適で便利な暮らしの品々をお届けしてまいりました。時代が変化し、人々のライフスタイルが多様化する今日に至っても、当社の企業理念は、数々の商品やサービスに受け継がれています。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。いのちの根源である「食」と「水」に関わる企業としての思いや姿勢を未来に提示したいと考え、大阪・関西万博への出展を決定しました。
おいしいごはんをお届けすることを使命とする当社は、世界中にごはん好きを増やすことを長期的な目標に掲げており、その一環で、大阪・関西万博を契機に、おにぎりを通じてごはんのおいしさを国内外に発信していきたいと考えています。
店舗名は「ONIGIRI WOW!」。誰が作っても、何を入れてもおいしいおにぎりの包容力や素晴らしさ、おにぎりをほお張れば思わず「WOW!」と声が出るような楽しさの輪を、国内外で食に携わる方々と協力しながら広げていきたいという思いを込めています。
店舗概要
店舗名(よみがな): ONIGIRI WOW!(オニギリ・ワウ!)
住所: 大阪府大阪市此花区夢洲 一般社団法人 大阪外食産業協会のパビリオン内
期間: 大阪・関西万博の会期中(2025年4月13日~10月13日)、常設
店舗営業時間: 9:30~21:00
店舗面積: 17.2㎡
オフィシャルサイト: https://www.zojirushi.co.jp/gohan/onigiriwow/
※本リリース発表日時点の情報です。今後変更になる可能性がございます。
店舗外観イメージ
店舗看板
※「ONIGIRI WOW!」ロゴ周囲のイラストは、当社と産学連携協定を結んでいる大阪芸術大学の学生がデザインしました。
販売するメニューについて
当社店舗では、会場を訪れる世界中の方々に向けて、会期中常時販売する「定番のおにぎり」4種類に加え、「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」の2つのテーマで6ヵ月間の会期中、約1ヵ月毎に4種類ずつ期間限定で販売します。「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」においては、それぞれ自治体や企業・団体などと共創し、おいしさだけではなく、楽しさや驚きを感じていただけるようなおにぎりのメニューを開発しました。
●「定番のおにぎり」(税込:450円)
人気の具材を使用した、どなたでも楽しみやすい「定番のおにぎり」です。それぞれの素材がもつ、シンプルながら上品で深い味わいをお楽しみください。「定番のおにぎり」は6ヵ月間の会期中販売します。
●「日本のおにぎり」(税込:550円)
自治体や食材生産者など全国各地の地元の方々とも議論を重ねながら、各エリアの特産品・郷土料理に独自のアレンジを加え、おにぎりに合う具材に仕立てました。おにぎりを通じて地域の食の魅力を発信し、食べた方に「その地域をもっと知りたい」「その地域に行ってみたい」と思ってもらえる体験の提供を目指します。
6ヵ月間の会期中、①北海道・東北エリア、②関東・甲信越エリア、③東海・北陸エリア、④関西エリア、⑤中国・四国エリア、⑥九州・沖縄エリアの6つに分け、それぞれ約1ヵ月間の期間限定で販売します。
●「世界のおにぎり」(税込:650円)
学校法人塚本学院 大阪芸術大学(以下、大阪芸術大学)は、2021年より「世界のおにぎり」プロジェクトを開始。大阪芸術大学学生のアイデアとそこから生まれたレシピを使い、世界各国の料理・食材の特徴を生かしたおにぎりをニコニコのり株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:白羽清正、以下ニコニコのり)の協力のもと、これまで製品化・販売してきました。象印マホービンは、2023年より大阪芸術大学・ニコニコのりとコラボレーションする形で「世界のおにぎり」を販売できるよう共創してまいりました。6か月間の会期中、それぞれ約1か月間の期間限定で販売します。
各メニューの詳細は、こちらをご覧ください。


“おいしいおにぎり”のためのこだわり
●家庭用の圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」(1升炊きタイプ)を18台使用
おいしいごはんを炊き立てに近い状態で提供するため、大容量の業務用ではなく、あえて家庭用の炊飯ジャー(1升炊きタイプ)を18台使用し、効率的に炊飯します。
使用する炊飯ジャーは、当社最上位モデルの圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」(NW-FC型)。通常1つしかない底IHヒーターを6つに増強し、それぞれ独立制御する「3DローテーションIH構造」を採用。釜内に激しい対流を生み出し、高温の熱をお米一粒ひとつぶに伝えることで、お米の芯からふっくらとしたごはんを炊き上げます。
※設置の様子はイメージです。
●IoT炊飯管理システム(開発:象印マホービン株式会社)
炊きあがり直後のごはんのおいしさを提供するため、店舗で使用する複数の炊飯ジャーの稼働状況を一元管理する「IoT炊飯管理システム」の実証実験を店舗で行います。
専用アプリで各炊飯ジャーの稼働状況(炊飯・保温)やごはん残量を可視化して管理することで、適切な量を適切なタイミングで炊飯することができます。
万博での実証実験の結果もふまえて引き続き開発を進め、将来的には需要に応じた炊飯計画を立案し、より効率的に炊飯ジャーを稼働させることを目指します。おいしいごはんの提供はもちろん、フードロスおよびコストの削減にもつなげていきたいと考えています。
※画像はすべてイメージです。
●おにぎりを半自動で製造するシステム(開発:鈴茂器工株式会社)
象印マホービン株式会社と鈴茂器工株式会社は「おいしいおにぎりを世界中の人々へ届けたい」という共通の思いで、お客様からのオーダーを受けておにぎりを作るシステムの開発を行いました。
自動で塩が振られた型に計量されたごはんが盛り付けられ、店員が具材を入れれば、機械が空気を抱くようにふんわり成形。ふっくらとしたおにぎりをつぶすことなく、絶妙の掴み具合で機械アームにより持ち上げ、海苔付けをして完成です(「海苔無し」の注文も可能です)。
注文を受けてから作り始めるので、出来立てのおにぎりをお客様に提供できることが特長です。また、必要な分のみ生産するため、フードロスの削減にもつながります。
※本記事の内容は、掲載日時点の情報です。