
調査項目 | ●9割の主婦が「休日はない、もしくは、あっても非常に少ない」と感じている ●42.3%の主婦が「主婦に休日はあって当然、是非欲しい」と思っている ●一日の内で主婦が自由になる時間は15年前より35分少なく、平均2時間25分 ●夫と比べて不公平と感じる主婦が6割 ●主婦が休日をとるために必要なのは「時間」と「お金」。「友人」も上位に ●主婦の休日について、夫の関心は「まったくない」が44.3% ●休日があったらしたいのは「旅行」「ショッピング」。「友人と会う」が急伸 ●"週1日の休み"と"月給15万くらい"欲しい |
※首都圏の成人前の子供を持つ家庭の主婦300
人を対象に実施 1986年、2001年の二度の調査結果 |
主な調査結果 |
■ 42.3%の主婦が「主婦に休日はあって当然、是非欲しい」と思っている
主婦に休日はあって当然、是非欲しい」と考えている主婦は42.3%と、前回調査の31.3%から10ポイント以上増えています。 「なくて当たり前、欲しいとは思わない」は1.3%(前回2.7%)でした。 |
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■ 一日の内で主婦が自由になる時間は15年前より35分少なく、平均2時間25分
一日の内で家事や育児から解放され自由になる時間がどの程度あるかきいてみたところ、平均して2時間25分と、前回の平均3時間から少なくなっています。中でも、未就学児のいる主婦は平均1時間49分となり、未就学児のいない主婦の平均2時間49分と比べ1時間も自由時間が少ないようです。 尚、厚生労働省が平成10年に調査した「全国家庭動向調査」によると、専業主婦の平日の家事時間は6時間を超えています。 |
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■ 夫と比べて不公平と感じる主婦が6割
夫が休日に休んでいるのに、あなたが家事労働していることに不公平感はありますかという質問には、「強くある」が15.7%(前回4.7%)、「ややある」が45.3%(前回31.3%)と、6割の主婦が不公平感を持っています。前回の「強くある」「ややある」が4割弱から大きく増えています。 平成10年の厚生労働省の「全国家庭動向調査」によると、妻の4人に3人が「夫にも家事や育児を分担して欲しい」と望んでいるのとは裏腹に、実際には夫の約8割が家事にほとんど参加していないという結果が出ています。 |
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■ 主婦が休日をとるために必要なのは「時間」と「お金」。「友人」も上位に
主婦が休日をとるために必要なものをフリーアンサーで聞いたところ、「自由になる時間」(32.0%)、「金銭的な余裕」(31.7%)が共に3割を超えています。前回、上位だった「家族の理解・協力」は前回の27.3%から13.0%に、「夫の理解・協力」は前回の20.3%から9.0%と大きく減っています。また、今回、「友人」と答えた主婦が9.7%(前回ランク外)いました。 |
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■ 主婦の休日について、夫の関心は「まったくない」が44.3%
主婦の休日について夫の関心はどうか聞いたところ、「まったくない」が44.3% と、前回の19.3%から倍増しています。 反対に「非常に高い」との回答も5.0%(前回1.7%)あり、主婦の休日に関心の高い夫も増えてきています。 |
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■ 休日があったらしたいのは「旅行」「ショッピング」。「友人と会う」が急伸
もし、まったく自由な休日があったら何をしたいかをフリーアンサーで聞いてみたところ、前回同様、「旅行」「ショッピング」が1位2位を占めました。 今回の調査では、「友人と会う」が前回の5.7%から15.7%と増えたのが注目されます。 |
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■ "週1日の休み"と"月給15万くらい"欲しい
今回、もし、主婦に休日があるとしたら、何日位欲しいか聞いたところ、「週に1日程度」と考える主婦が40.7%と最も多く、「月に2日」「週に2日」が16%台で続きます。平均すると、月に4.2日となります。 また、もし、主婦という仕事に給与があったなら、あなたがもらう月給はどの位か聞いたところ、「10万円以上15万円未満」が26.7%と最も多く、「15万円以上20万円未満」「5万円以上10万円未満」と続きます。平均すると14万9千円でした。 |
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