象印 ZOJIRUSHI

ママの家事・育児に関する意識調査
調査結果のまとめ

 象印マホービン株式会社では、このたび、3大都市圏(首都圏・中京圏・関西圏)在住の20代・30代、かつ3歳から6歳(未就学)までの子どもを持つ母親566名を対象に、「ママの家事・育児に関する意識調査」を実施しました。本年4月から「働き方改革関連法」が施行され、企業における働き方が徐々に変わりつつある中、ママたちは「家庭における働き方(=主婦業)」についてどのような意識を持っているのでしょうか?
 あわせて、今回の調査結果を当社が2018年11月に実施した「家事に関する“夫の”意識調査」と比較して、男女間の主婦(主夫)業に対する考え方にどのような違いがあるのか分析しました。興味深い結果がまとまりましたので、ご報告します。

※調査結果のパーセンテージ(%)は小数点第2位を四捨五入して表示しています。そのため合計値が異なる場合があります。


家事・育児の分担方法に満足しているママは約4割

 調査対象者となる母親566名に「夫婦間における家事・育児の分担方法に満足しているか」を聞くと、“満足”の回答層が40.6%、“不満”の回答層が30.9%、“どちらでもない”層が28.4%という結果となりました。

Q1.夫婦間における家事・育児の分担方法に満足していますか。〔N=566/SA)

Q1.夫婦間における家事・育児の分担方法に満足していますか。

 次に、「夫婦間における家事・育児の分担具合」を聞くと、やはり92.4%が“自分(妻)の分担が多い”と回答。このうち28.6%が「家事・育児をすべて自分(妻)がしている」と答えており、「夫と平等にシェアしている」は、わずか6.2%にとどまりました。
 昨年11月に当社が実施した「家事に関する“夫の”意識調査」では、25.5%の男性が「平等に分担している」と考えており、「家事をすべて妻がしている」も1.5%にとどまっていることから、家事・育児の参加意識は夫婦間で大きな差があることがうかがえます。

Q2.夫婦間における家事・育児の分担具合を教えてください。〔N=566/SA)

Q2.夫婦間における家事・育児の分担具合を教えてください。

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「自分のことくらいは自分でやって!」 調査から見えるママたちの本音

 ママの約3割が感じている家事・育児の不満。調査対象者全員に「夫の家事・育児に対して普段から思っていること」を尋ねると、「自分(夫)のことくらいは、自分でしてほしい」(41.2%)、自分(妻)がするのが当然であると思わないでほしい」(40.6%)が4割を超えて、「夫から「ありがとう」や「手伝おうか」などの気遣いがほしい」(35.2%)も3分の1を占めています。

Q3.夫の家事・育児への参加について、あなたが普段から思っていることを以下から答えてください。
〔N=566/SA〕

Q3.夫の家事・育児への参加について、あなたが普段から思っていることを以下から答えてください。

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家事・育児の分担方法を「話し合って決めた」と思っているママは13.4%

 パパへの家事・育児への参加について不満の声が上位となる中、「どのようにして分担方法を決定したのか」を尋ねると、最も多いのが、「生活の中で自然に分担ができた」で65.0%、次いで、「お互いのスケジュールに合わせて変動している」が15.9%、「夫婦間で話し合って決めた」が13.4%となりました。前回調査のパパの意識と比較すると、全体の傾向は同じですが、パパの23.1%が「夫婦間で話し合って決めた」と回答していることと比較すると、ママはこれよりも9.7ポイント低い結果となりました。

Q4.家事分担はどのようにして決めましたか。〔N=566/SA〕

Q4.家事分担はどのようにして決めましたか。

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夫婦の家事・育児を月給に換算すると? 平均額は、ママ:203,937円/月、パパ:128,564円/月!

 ママに「夫婦の家事・育児の働きを月給に換算するといくらになると思うか」を聞くと、その平均額はママの月給は20万3,937円に対して、パパの月給は12万8,564円となりました。
 前回調査でパパに同様の質問をしたところ、ママの月給は16万7,379円、パパの月給は15万7,428円と、1万円未満の差でした。

Q5.家事・育児の働きを月給に換算するといくらになると思いますか。〔N=421/数量〕

Q5.家事・育児の働きを月給に換算するといくらになると思いますか。

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「残業がないなら早く家に帰って来てほしい」と思うママは8割弱

 パパの帰宅時間について、「早く帰宅してほしいか」を尋ねると、76.9%がパパに早く帰って来てほしいと回答。内訳は、「あらかじめ決まった予定がない限りは、まっすぐに家に帰ってほしい」が最も多く、半数を占めました。

Q6.本年4月から「働き方改革関連法」が施行され残業時間が制限されますが、夫には早く帰宅してほしいですか。〔N=566/SA〕

Q6.本年4月から「働き方改革関連法」が施行され残業時間が制限されますが、夫には早く帰宅してほしいですか。

 “パパに早く帰宅してほしい”層、“そうとは思わない”層のそれぞれに理由を伺うと、さまざまなママのキモチがみられました。
 早く帰宅してほしいと思う理由として最も多かったのは「家族団らんの時間が増えるから」(56.3%)という意見でした。しかし、「家事が早く片付くから」(28.7%)や「どこかに寄ってもお金を使うだけだから」(17.5%)などの意見も挙げられました。また、早く帰宅してほしくないと思う理由としては、「家事・育児に関して夫は戦力外だから」と「自分(妻)の手間が増えるだけだから」という意見が多くみられました。

Q7.Q6において、夫には早く帰宅してほしいと回答した方にお伺いします。その理由を教えてください。〔N=435/MA〕

Q7.Q6において、夫には早く帰宅してほしいと回答した方にお伺いします。その理由を教えてください

Q8.Q6において、夫には早く帰宅してほしいとは思わないと回答した方にお伺いします。その理由を教えてください〔N=129/MA〕

Q7.Q6において、夫には早く帰宅してほしいと回答した方にお伺いします。その理由を教えてください

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8割以上が「主婦業にも有休(完全オフの日)が欲しい」と回答

 「主婦業にも有休が欲しいか」の質問には、“欲しい”と答えた方が85.9%に上りました。また、有休があった場合の過ごし方を尋ねると、「時間を気にせずに、家でゆっくりと寝たい」との回答が最も多く42.6%でした。次いで「一人で好きな洋服を見たり、食事をしたりする」が27.6%、「何をすると決めていないが、家でゆっくりと過ごしたい」が25.7%となりました。

Q9.「働き方改革関連法」では、企業において年間5日の有給休暇(=仕事が完全にお休みの日)が義務付けられましたが、主婦業にも有休(=家事・育児を全くしなくてもよい日)が欲しいですか。〔N=566/SA〕

Q9.「働き方改革関連法」では、企業において年間5日の有給休暇(=仕事が完全にお休みの日)が義務付けられましたが、主婦業にも有休(=家事・育児を全くしなくてもよい日)が欲しいですか。

Q10.Q9において主婦業にも有休が欲しいと回答した方にお伺いします。主婦業に有休があった場合、どのように過ごしたいですか。〔N=486/MA〕

Q10.Q9において主婦業にも有休が欲しいと回答した方にお伺いします。主婦業に有休があった場合、どのように過ごしたいですか

 これに関連して、「夫に有休が欲しいと言った場合、もらえると思うか」と尋ねると、“もらえると思う”と回答した方は56.7%でした。半数は超えた一方、“もらえないと思う”と回答した方の理由には、「パパ一人では子どもの面倒を見られないと思うから」という意見が多く挙がりました。

Q11.夫に主婦業にも完全な休み(有休)が欲しいと言った場合、もらえると思いますか。〔N=566/SA〕

Q11.夫に主婦業にも完全な休み(有休)が欲しいと言った場合、もらえると思いますか。

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6割強のママが政府は「家庭内の働き方改革も進めてほしい」と考えている

 「政府に家庭内の働き方改革にも取組んでほしいか」と尋ねると、66.4%の方が“そう思う”と回答しました。

Q12.政府は企業だけでなく、家庭内の「働き方改革」にも取組んでほしいと思いますか。〔N=566/SA〕

Q12.政府は企業だけでなく、家庭内の「働き方改革」にも取組んでほしいと思いますか。

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夫婦仲とママの家事・育児の満足度には相関関係がみられる

 今回の調査では、ママたちに「夫との仲は良い方だと思うか」という質問をしました。このうち、「夫婦仲が相当良い」と回答した層の「夫婦間の家事育児分担の満足度(Q1)」を見ると79.0%が“満足”と回答しています。夫婦仲と家事育児の満足度は極めて顕著な相関関係がみられ、「わりと仲が良い」層は45.8%、「良くも悪くもない」層は30.6%、「どちらかというと悪い」層は11.1%が“満足”と回答し、「相当仲が悪い」層の“満足”の回答は0%となりました。また、「夫婦仲が相当良い」層の「家事・育児の分担方法(Q4)」を見ると、「夫婦間で話し合って決めた」の回答が32.1%(全体値は13.4%)でした。

「夫婦仲の良さ」(各階層)×Q1.家事・育児の分担の満足度

「夫婦仲の良さ」(各階層)×Q1.家事・育児の分担の満足度

「夫婦仲の良さ」(相当良い/相当悪い)×Q4.家事・育児の分担方法

「夫婦仲の良さ」(相当良い/相当悪い)×Q4.家事・育児の分担方法

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家事・育児に対してポジティブな意見が目立つ

 加えて、「夫婦仲が相当良い」層は、「夫の家事・育児への参加について普段から思っていること(Q3)」のトップが「日頃から協力的で感謝している」で70.4%(全体値は24.9%)を占めており、次いで、全体では7位と低い順位であった「仕事が大変なのに協力的で申し訳なく思う」が39.5%(同19.4%)と極めて特異な結果を示しています。さらに「夫婦仲が相当良い」層は95.1%が「残業がなければパパには早く帰って来てほしい(Q6)」(同76.9%)と考えており、その理由を見ると、1位が「家族団らんの時間が増えるから」で83.1%(同56.3%)、2位が「自発的に家事や育児に参加してもらえるから」で37.7%(同37.9%)、3位が「夫が家にいる方が子どもの教育にいいと思うから」で31.2%(同22.5%)となり、ポジティブな回答が上位に挙がっています。

「夫婦仲の良さ」(相当良い)×Q3.夫の家事・育児への参加について普段から思っていること〔N=81〕

「夫婦仲の良さ」(相当良い)×Q3.夫の家事・育児への参加について普段から思っていること

「夫婦仲の良さ」(相当良い)×Q7.早く帰宅してほしい理由〔N=81〕

「夫婦仲の良さ」(相当良い)×Q7.早く帰宅してほしい理由

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「夫婦仲が相当良い」と考えるママに聞くパパの好きなところBest3「優しさ」「家族への愛情」「向上心」

 「夫の好きなところ」を聞くと、一番多かった回答は「優しいところ」で41.7%。次いで、「家族や子どもに愛情をもって接してくれるところ」が24.9%、「仕事や勉強に熱心で向上心があるところ」「頭の回転が速いところ」が17.8%となりました。
 さらに、「夫婦仲の良さ」と合わせてみてみると、「優しいところ」を挙げた「夫婦仲が相当良い」層のママは72.8%に上りました。

Q13.夫の好きなところを教えてください
〔N=566/MA〕

順位 夫の好きなところ 比率
1 優しいところ 41.7%
2 家族や子供に愛情をもって接してくれるところ 24.9%
3 仕事や勉強に熱心で向上心があるところ 17.8%
頭の回転が速いところ
5 常に冷静な判断ができるところ 17.1%
6 家族や親族に対してマメで気配りができるところ 12.5%
7 その他(好きなところなし等) 9.9%
8 イライラするところがなく懐が深いところ 9.5%
見た目や背格好
10 周囲を楽しませて前向きなところ 8.8%
経済力があるところ

「夫婦仲の良さ」(相当良い/相当悪い)× 夫の好きなところ

仲の良さ 順位 夫の好きなところ 比率
相当いい
N=81
1 優しいところ 72.8%
2 家族や子供に愛情をもって接してくれるところ 46.9%
2 仕事や勉強に熱心で向上心があるところ 25.9%
仲の良さ 順位 夫の好きなところ 比率
相当悪い
N=35
1 見た目や背格好 22.9%
2 経済力があるところ 14.3%
家族や親族に対してマメで気配りができるところ

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調査概要とモニター属性

調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年5月
調査条件:三大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)在住の20代・30代、かつ3歳から6歳(未就学)までの子どもを持つ既婚女性566名。就業の有無は問わない。

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