環境マネジメント
基本的な考え方・方針
象印マホービングループは、かけがえのない地球環境の保全が、企業の存在と活動の必須条件であることを認識するとともに、次世代に今より良い環境を引き継いでいくことを責務と捉え、自主的・積極的に環境問題に取り組んでいます。また、「企業行動指針」において「地球環境の保護・改善に積極的に取り組みます。」と明記し、事業活動における環境影響を考慮し、目標を設定して環境負荷低減に向けた活動を行っています。
体制
環境マネジメント体制
当社グループは、「企業行動指針」に基づく環境方針の実践に向け、サステナビリティ全体の推進体制と一体となって環境マネジメントを推進しています。
また、象印マホービンの生産開発部門では、当社グループの生産開発事業、製品およびサービスが与える環境影響に配慮し、持続可能な社会へ貢献するため、経営層である生産開発本部長をトップとして環境マネジメント体制を構築しています。 生産開発本部長より任命された環境管理責任者が委員長を務める「環境管理委員会」では、各部門間の意志統一を図り、環境マネジメントを効果的に推進すべく、各部門長や各専門委員会の委員長とともに定期的に環境規格、環境保全、環境推進事項の審議を行っています。
また、環境マネジメントシステムが有効に機能しているかを検証するため、「内部環境監査委員会」を設け、定期的に各部門への内部監査を実施しています。
環境マネジメント体制図(ISO14001)

指標・目標
当社グループでは、2026年11月期〜2028年11月期までの3ヵ年の中期経営計画「BEYOND」において、当社グループのマテリアリティに基づいて設定した目標値を達成することを目指し、活動を推進していきます。
E(環境)に関する重要課題・
取り組みテーマおよび目標値
| 重要課題 | 取り組みテーマ | 目標 | 目標値(KPI) | |
|---|---|---|---|---|
| 2028年 | 2030年 | |||
| 持続可能な地球環境への貢献 | 脱炭素社会の実現 | CO₂排出削減スコープ1,2(2019年比) | 45%(暫定) | 50% |
| CO₂排出スコープ3開示 | スコープ3排出量の開示 | 削減方針の開示 | ||
| 環境負荷や生物多様性への配慮 | ライフサイクルアセスメントの実施改善 | 課題に対する対応策の検討実施 | 環境負荷低減に向けたライフサイクルアセスメントの継続的改善 | |
リサイクル率
|
90% | 90%以上 | ||
| 海洋プラごみ削減への貢献 | グループにおける社内ペットボトルゼロ運動の継続マイボトル推進における各種団体との連携強化 | グループにおける社内ペットボトルゼロ運動の継続、自治体等との連携推進 | ||
| 社会課題に対応する商品・サービスの提供 | 商品の安全性と品質の追求 | 生産開発体制の充実 | 設計に起因する重大製品事故ゼロ | 設計に起因する重大製品事故ゼロ |
| 環境配慮型商品の開発 | リサイクルを前提とした設計・開発 | 商品開発フローでの運用と仕組化 | 商品開発フローでの管理体制の構築と運用 | |
| 省エネ性能を向上させた商品の展開 | 省エネ法(炊飯器)達成率102%(全加重平均) | 省エネ法(炊飯器)達成率102%(全加重平均) | ||
| 環境配慮型プラスチックおよび再生材の使用率向上 | 20%
| 20%以上
|
||
実績データ
主要な実績データについては以下に掲載しているほか、より詳細なESGデータについては、「ESGデータブック」にて網羅的に開示しています。あわせてご覧ください。
CO₂排出量(全事業所)
(電力・ガス合計)(単位:t-CO₂)
| 年度 | 国内 | 海外 | 計 |
|---|---|---|---|
| 2019年度(基準年) | 7,077 | 27,958 | 35,035 |
| 2021年度 | 5,610 | 18,590 | 24,200 |
| 2022年度 | 5,403 | 22,128 | 27,531 |
| 2023年度 | 4,721 | 19,513 | 24,234 |
| 2024年度 | 5,449 | 18,627 | 24,076 |
| 2025年度 | 4,047 | 15,578 | 19,625 |
| (2025年) 基準年比増減量 |
-3,030 | -12,380 | -15,410 |
電気使用量
| 単位 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 電気使用量 国内 | MWh | 10,646 | 10,643 | 10,018 | 10,098 | 10,297 |
| 電気使用量 海外 | 28,112 | 33,243 | 31,744 | 32,352 | 30,962 | |
| 電気使用量 合計 | 38,758 | 43,886 | 41,762 | 42,450 | 41,260 | |
| (ソーラーパネル自家発電) | MWh | - | 0 | 2,616 | 4,868 | 4,785 |
| (再生可能エネルギーの購入) | - | 1,992 | 2,202 | 2,178 | 5,511 | |
| 再生可能エネルギー使用量 | - | 1,992 | 4,818 | 7,046 | 10,296 | |
| 再生可能エネルギー使用比率 | % | - | 5 | 12 | 17 | 25 |
リサイクル率の向上
| 年度 | リサイクル率 |
|---|---|
| 2021年度 | 83.6%※1 |
| 2022年度 | 84.0%※1 |
| 2023年度 | 84.9%※1 |
| 2024年度 | 85.6%※1 |
| 2025年度 | 86.0%※2 |
- ※1 回収済みの製品のリサイクル率(総重量比)
- ※2 回収済みの製品のリサイクル率。総重量比ではなく「最終処分段階での再資源化率」での表示に方針変更。
活動実績・取り組み
環境配慮型商品の開発
当社グループは、省エネルギーや省資源をはじめとする5つの環境重点領域において、革新的な商品開発を推進しています。製品の提供を通じて、お客様とともに脱炭素社会・循環型社会の実現に貢献します。
環境配慮型商品の開発

ISO14001の取得
当社グループは、1999年2月に生産開発本部、象印ファクトリー・ジャパンにおいて、環境マネジメントシステムISO14001を取得しました。2017年3月からは2015年版規格に移行し、マネージャーおよび各部門への運用説明会を開催しました。製造拠点におけるISO14001認証取得は、5拠点のうち2拠点、取得率は40.0%となっています。
環境に関する苦情・クレームへの対応
環境規格のコミュニケーション管理規定に基づき、苦情および環境情報の公表などを行っています。寄せられる苦情・ご意見については総務部門が窓口となり、迅速に対応しています。2025年度における環境関連の罰金処分の額は0円です。